Q:クリエイティブプロダクト部 カスタマーサクセス隊 隊長 児玉さん
以前教わったこと(必殺53)なんですが、1週間ごとのペースがうまくできないというところで、青山さんから1500mの走り方に例えていただき、1週間走り続けるペース配分を定義しようとしたのですが、結論やるか、やらないかしか今できてなくて、うまく走れてないです。
どうペース配分していけば良いでしょうか。
青山Answer:
序盤と中盤と終盤が同じペースで 行けると思いますか?
Q:いや、いけないです。
青山Answer:
うん、それは経験から分かってるはずで、そこの精度を何回も何回もミスをしながら、上げていくしかないんですよ。自分で自分のものにしていくしかないんです。 ペース配分が分からないのは1500mをそういう頭で走ったことがないからだと思います。
Q:
はい、ないです。常に全力で、気づいたらめっちゃ息切れしていて、ギリギリ辿り着いたみたいな感じです。
青山Answer:
でもラップタイムを計測してみてください。終盤はかなりラップが落ちていると思うんです。だったらもう1回ゼロ思考に戻って考えてみたら、ここまでペースアップせずにもう少し抜いて走った方が結局1500m 早く走れるよなというところに辿り着くと思うんです。
その勘所を掴めるまで、何回もトライアンドエラーをするんです。結局「無事是名馬なり」です。その日だけ活躍しても意味がないです。1 週間、半月、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年と活躍しないと意味がないわけです。 ではそのペースをどう仕事でつけていくかというと、仕事にはありがたいことにプロジェクトというのがあるんですよ。ビジネスではプロジェクト単位でペース配分を考えたらどうですかということです。
曜日の感覚で言ったら月曜日は休み明けで、例え気合いが乗っていたとしても途中でだるくなるんですよ。そして水曜日は中だるみするんです。さらに金曜日は結構へばっているんです。そんな感じではないですか?それをペースにあらかじめ計画化しておくんです。そうなると今の自分を受け入れてペースを決めていくで良いと思いますよ。そしてとにかくこの1週間、2週間でできるわけがないです。できたら僕よりすごいと思います。
僕は3年ぐらいかかりました。3年かかったので、それよりも3週間分自分の時間を計測して、記録して、集計して分析したら良いです。 仕事では横から仕事が必ず来るわけでそれに本業がやられますよね。横から仕事に割かれる数分をあらかじめ計画に入れておけば良いんです。 「でも横から仕事は突発的だから読めないです」ってみんな言うんですが、そんなことはありません。3週間単位で横から仕事に使った時間を計測しておくんです。記録にとって 集計して分析するんです。
それを次の3週間のために入れておけば良いんです。 それをずっと繰り返して、繰り返せば繰り返すほど精度は上がるよね。何の横から仕事がいつ来るかも分からないけど、横から仕事はあらかじめ想定されている仕事になるんです。ずっと凪の状態なんです。 なので尚弥はまずそっからだと思うよ。
これはもう全員に計測してやりなさいと言っています。 これが1番時間に追われないコツです。時間通りに仕事をやるコツは「汝の時間を知れ」なんです。汝の時間を知るからこそ備えられるんです。急に能力を上げてとか便利なツールとかはないので、自分の過ごした時間を次に活かすってことです。
Q:はい、ありがとうございます。