Q:
1度読んだ本を読み返すタイミングについて教えていただきたいです。青山さんは何冊も本を読まれていますが、1回読んだ本でもまた後から読み返すことがあるのか、 本を読み返すとしたらどういうタイミングなのかを教えていただきたいです。
青山answer:
気分ですね。その時の状況です。例えば、この本を5冊ぐらい持っています。どこに居ても必ず見られるように置いてあります。この本は多分20回どころじゃないくらい読んでいます。
Q:
(本を読み返す時)毎回それは視点が変わっていますか?
青山answer:
例えば、『市場とは顧客・非顧客・ライバルによって構成されるものである。』こういう言葉の図解が僕のメモにピッと書いてあります。僕はあっという間に図解するから、いつでも見返せます。こうやって、マーケティングのこういう定義もありだなと思って、 これは視点をちょっと変えているのです。事実は1つだけど、その時々によって、解釈は自由なのです。失敗のパターンは固定化できますが、成功のパターンは時代と共にどんどん変わっていきますね。成功が1つの型でしかないことは絶対になくて、世の中には色々な成功の型があるので、それを1個1個、定義できたらいいと思いませんか?どうですか皆さん、僕は意外と勉強しているでしょ?自分の学習法がもうきちっと定まってる感じがしませんか?ノートに書く時に、真ん中が段差になって書きづらい時がありますが、このノートはそうならず、ちゃんと開いてくれるので書きやすいのです。そして、ジャケットの内ポケットにスッと入るから使いやすいのです。こうやって、工夫しています。即時、アウトプットする最大のコツは、即時、図解化することです。即時、自分で納得できる図解ができればどんな瞬間でも即アウトプットできます。それを僕は平文の中から、もしくは人の言葉から即、図解化して、自分が納得できる図解が瞬時に書けたその瞬間に、もう僕のものとなり、後は僕は自分のトークでいくらでも喋れるのです。ということを新卒5月の時に、この方法が1番役に立つと自分の中で思って、1年間で全社員を僕が出し抜くと決めました。全営業マンの中で新人だけど、僕が1番になると決めました。ただ、圧倒的に経験が足りません。経験をたくさん積むには時間がかかるので、だったらあらゆる時間を短縮すれば、同じ時間を過ごしても人よりも経験ができます。でも経験だけではダメで、知識×経験は智慧。これは高校時代に習ったことで、知恵を一瞬にして智慧に転化して、智慧を 使える状況を1秒でも早く作る。そうしたら40代、50代の人にも俺は負けない。それを顧客本位に徹すれば、営業としては絶対に勝てるはずだという理屈を自分なりに作ったのです。それに即した生き方、その生き方の中に学習法がありますね。学習の時間を取っていても意味がないと気付いたのです。生きているだけで学びになるような生き方をしないと、何十年も経験してる人に勝てないと気付きました。つまり、生きてる中に学びはいくらでもあるのです。毎日毎日繰り返しているものほどあっという間に身につくものはないのです。これを反復しなきゃいけない、時間を取らなきゃいけない、と、 皆さんは考えますが、そっちのゾーンにいる人はずっとそこにいればよいです。その間に、一瞬で僕が全員を出し抜くという決心を23歳の新卒の5月に明確に自分の中で定義し、僕はそれを確かめる相手が周りにいたので、周りにどんどん戦いを挑んで、これは勝てる!と、それを55歳になった今も貫いているのです。 隙なく勉強していますか?自分なりの方法を編み出せばいいのです。