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必殺14|定型文がない場合の稟議の通し方

date_range 2024/05/17
基本機能判断力 目的意識俯瞰性能 基軸性
定型文ナシのの通し方

Q:秘書 かなこさん

青山さんが一社員だった時に定型文のない稟議はどう通していましたか?  


青山Answer:

稟議を通すコツは「大義名分」です。 例えば課長に通したければすごい楽な話です。


課長にも上の人たちがいて、上の人たちの方針があります。課長はその上の人たちの方針に絶対に勝てないです。私の理屈がいかに上の方針と合致しているか、つまり大義名分と合致しているということを稟議で証明するだけです。 この経験があるので、ガーディアンでは全社会議をやっています。


首脳陣ミーティングの内容なども開示しています。私が社員だったらこれを知りたいんですよ。これを知った上で「どう貢献するか、お客様に貢献するか」が仕事ではないですか? 大義名分に絶対にノーを出せない中で、「いかに会社に貢献し、お客様に貢献するか」それこそが自分の価値、仕事を提供する身として、自分を買ってもらう価値、そのためには何か稟議を通さないといけないことが出てくるんです。


根回しもしないです。

もし自信がなければ、課長に通したいなら本部長、役員に聞きに行っていました。


「先日の本部長の発言から自分はこのように解釈しております。」と伝え、「その通りだよ」と言われたら「よし」となって稟議を通しにいきます。 でも基本方針は「大義名分」です。 「私の言っていることが正しい」ではなく「私の言っていることが一番会社のためになる、将来のためになる、お客様のためになる」という絶対的な自信を持ってるから「ノー」と言われることはおかしいと思うことができます。


そしてもう少しテクニックが欲しいので、上層部の方針をチェックしに行っていました。後工程でチェックしたってたぶんダメなんです。先にチェックするからこそ、しくじらないし、早いんです。


ものづくりでもそうですが、やる前にチェックしてしまいます。 ものづくりとなるとチェックは後工程となるって誰がそう決めたの?と思っています。そんなのはやる前に決まっているのだろう、というのが私の答えです。


本当に仕事をしよう、会社に貢献しようという人はこの情報が欲しくてたまらないと思います。

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