Q:クリエイティブプロダクト部 児玉尚哉
個人の能力で不得手な能力の気づき方と直し方を知りたいです。できていることっていうのは基本的にもう自分の中にはちゃんとあって、積み上げているなと自覚できているんですけども、不得手、つまりないものはどうしてもまだ気づけていなかったり、まだ自分で不得手だなって気づいただけで、これからどうするっていう考えまで至ってないことが多々あります。
青山Answer:
君の域まできたらそんな心配することはないよ。自分で自分の枠を広げにかかっているでしょ。だから未体験ゾーンを体験する、その中で得手・不得手っていうのは確実に感じます。これは経験ありきなんですよ。だから経験しなきゃいけないということです。経験するためにはどうしていかなきゃいけないか。能動的に自分の枠・行動範囲等々、広げにかからなきゃいけないですね。
それが自分で自分の仕事を作ることにもなっていきます。もうその域で仕事をしているんだから、見つけられると思います。未経験のものなのに不得手と決め込むこと自体、ナンセンスです。だから経験をしなきゃいけないってことです。 その時のしくじり方はその時になってみないとわからないです。
8合目まで行ったけど、その後崩れたのか。もう初手から全くダメだったのかにもよるよね。経験をしてうまいこといった、うまいこといかないがある。これまでの成長過程を振り返ってみると、最初からできたことなんてほとんどないと思います。「やろう」と思えたかどうか、「できる」と思えたかどうか。結果、できるようになっているはずです。その輪廻だけだよ。
基本的に大きな枠組みで捉えたら、欠陥はダメですが弱点はそんなに気にすることはないです。 強みをどんどん活かしてどんどん伸ばすってことです。できてるからOKではなく、 「目をつぶってでもできるか 」、「目をつぶってでもできます」と言うのであれば、「他人に分からせることができるか」、そして「他人に、要は仲間に出来させることができるか」とそこまでをワンセットと捉えたらまだまだやるべきことがありますよ。極めるってそういうことだよ。だからあんまり気にしなくて良いと思います。