必殺92|解釈の幅を生まない発信・発言の仕方

date_range 2024/07/05
コミュニケーション力アウトプット能力 発信力言語化能力 正確性
解釈の幅を生まない発信・発言の仕方

Q:SCSC事業部マーケティング・プランナー土清水光琉

解釈の幅を生まない発信・発言の仕方について教えていただきたいです。


青山Answer:

解釈の幅を生まないためには、たった一言で伝われば良いんです。できるだけ短い方がいいんですよ。普通に考えて、当たり前だと思いませんか? そういうことを持っていない人が多すぎるんです。漠然と分からないって言ってる人が多いんですよ。 でも普通に考えたらそうだと思いませんか?


例えば、『ご飯食べた?』


Q:

『いえ、まだです。』


青山Answer:

うん。このやり取りのどこに解釈の幅がありますか?


Q:

解釈の幅は全くないです。


青山Answer:

そうです。昼ご飯の話をしていたら「もう食べた?」これでたぶん大丈夫ですよね。相手との関係値、例えば僕とCTOの久保の場合は、会話の中にほぼ主語がないんですよ。つまり仕事においても「もう食べた?」だけの言葉で同じ解釈をするんです。でもそれがご飯の話をしているのかどうか、今日の昼ご飯の話をしているのかどうかも分からない人が周りにいたら、違う解釈になるよね。


解釈の違いとは要するにそこなんですよ。 端的に解釈の幅なく伝わる関係値をどう築いておくかというのが1つの概念です。



僕はこの人にはこういう喋り方、あの人にはああいう喋り方をすると伝わるんだというのを持ってるわけです。


これが一つ目です。


でも、初めて会う人だったらこの方法は無理ですよね?

だから1つ1つの分節を丁寧にかつ簡潔に、これを僕がよく言っている「小学5年生にでも伝わる話し方をしなさい」というところに繋がっていきます。正しく自分の言っていることを理解してもらえれば、解釈の幅はありませんよね。なので、自分が悪いんですよ。



これが二つ目の概念ね。


一つ目は、一言で終わらせればいいんです。 相手とそういう関係値を築く努力をした方がよっぽど良いですよ。


二つ目は、初めての人の場合はそういう阿吽が通じないから、論理的に話さなければいけないんです。その論理的な上に表現法として小学5年生でも分かる話し方、用語の使い方、単語の使い方も含めまれています。その瞬間の自分の感情はいらないんですよ。


例えば「この人よくわからないな」とイラっとしたとして、そのイラっという感情が少しでも相手に悟られたら、不思議なもので言葉を理解しない人ほど感情は理解するんです。 もう聞く姿勢にもなっておらず「何むかついているのかな、この人?」の方に気がいっちゃうってわかりますか?


それって、自分が伝えたい側だったら損だと思います。だから解釈の違いが生まれるのは、伝える側の自分に責任があるという概念をずっと持ち続けることによって発する言葉が変わってくると思うんです。


自分の喋りたいことを喋る人は何を喋っているか分からないですよね? 相手が言ってくれた大事なことの要点を一言で表せるかどうか。 仕事場に来ていて会話がない人なんていないんです。全部鍛錬です。机の上に向かってどれだけ頑張っても身につかないもので、経験の中からどんどん磨いていくんです。


誰か補足がある人いますか?


経営参謀室 室長 紀井さん:

僕はよく解釈の幅が生まれる人間なので、この場で話した方がいいかなと。

やはり結論を出したいことを持った状態で話していない時、頭の中でいくつか答えが出てないことを持ったまま相談や話しに行くと大体ブれてしまいます。そういう時によく青山さんにやり直しと言われてしまうことがあります。


青山Answer:

答えがなければ「相談です」と言って切り出せばいいんですよ。


紀井さん:

1番最悪なのはそういう時に自信がなくてモゴモゴしちゃうということです。


青山Answer:

それは話す資格のない人です。人の時間を奪っているので、人に対する敬意もない人です。そういう人ほど自分のことしか語らないんです。100%そうでしょ? それは話す資格がない人なんですよ。そもそもっていうことに自分で気づいた方が良いですよ。


紀井さん:

まずコミュニケーションですね。 全部コミュニケーションですので、暗い顔の人よりか明るい人から話しかけたら嬉しいじゃないですか?それと一緒だと思います。


青山Answer:

皆さん時間がないんですよ。 だけど僕はほぼ全部こなしてるよ。それは同時にいろんなことをやっているように見えてるけど、やっていることは一時に一個なんですよ。 でも一時に色々な鍛錬ができるような環境を自分でその瞬間瞬間に作ってるんです。机の上に向かうための時間を確保するための時間を用意してる人がいっぱいいるわけです。


例えば「痩せたい」と言ってジムに行くと言っているのに「ウェアを選ばなきゃ」と言ってもぐもぐお菓子を食べながらウェアを選んでいる人がいるよなって僕は思ってるんですよ。「ジムに行こうかな」と言って悩んでる暇があったらとっとと体動かしたら?と僕は思うんですよ。



でも、自分はその環境に入るには色々な格好もちゃんとつけなきゃいけないしって。これは本質を全く見据えてない人だよね。


これからの時代、そういう人は"仕事においては"絶対に不要となる人材です。 土清水くん、今具体例をを示したんだよ。 例え話をしてあげることによって理解が深まる、イコール解釈の幅がなくなっていくよね。要点を明確に意識させた上でプスッと抑えてるよね。以上です。


Q.

ありがとうございます。

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