Q:SCSC事業部 マーケティング・コンサルティング隊 野木くん
朝礼で、仕事は力んでいてもしょうがなくて楽しんでやるしかないということをご教示いただきましたが、僕は何をするにしても、「ちゃんとやらなきゃ」というのがすごい強くなってしまって、業務中も色々やらなきゃいけない業務がある時にこれやって、あれやってっとなってしまって、どのようにしたら、”ちゃんとしなければ”っていう、自分本意な考え方から楽しむ方向にシフトチェンジできるのかをお伺いしたいです。
青山Answer:
やるしかないって言ってないよ。やった方がいいよって言っただけです。やった方がいいよっていうところをやるしかないって、またなんで力むの?
例えば、バドミントンで、ラリーの応酬になってる時、ムキになるよね。 でもその時楽しいって感じてない?
Q.野木:
感じてます。
青山Answer:
そう!それだよ。 それちゃんとやってるよね?そのラリー。 君が解釈を間違っていて、楽しいとちゃんとやるが同じベクトルにあるってことを知らないんだよ。
でも体験の中で知ってるのに。 頭がガチガチになっているんだよ。 仕事は、ニュートラルに楽しめるんだよ。 思い込みが邪魔してるだけです。
仕事は突き抜けたらいいんですよ。真剣にやり続けると楽しくなってきます。
適当に「いやだな」とか、「ねばならない」という概念が残ってるうちはパフォーマンスも発揮できないし楽しくもないんだよ。
自分のパフォーマンスが発揮できてるって認識できたら、楽しいんだよ。
「昨日より今日の方ができてる」「昨日より今日の方が成長してる」と思えた方が楽しいんだよ。そうじゃない?なんかめんどくさいなと思って始めたら最後まで楽しくないんだよ。よしやろう!仲間と共に連携できて、いい仕事ができたら楽しいんだよ。
お客さんが目の前で喜んでくれたら楽しいんだよ。人は喜びを知ればその喜びをもう一度味わいたいんだよ。そのために頑張るのは、 当たり前のこと。というか、自然なことで、そこに向かってる、努力してる自分が楽しいっていうゾーンに入ってくるのです。
そうしたら知らない間にどんどん成長してるんですよ。 でも「ねばならない」って向かうと大体ろくなことないです。力み返ってんだから。『どうせ』仕事はしなきゃいけないんだよ。『どうせ』ね。なんか会社のルールも『どうせ』 守んなきゃいけないんですよ。抗えないものなんですよ。
だったらいやいやじゃなくね、力むことじゃなくって自然に乗っかった方がいい。
何でもそうだと思うよ。社会のルールは守らなきゃいけない、しかし守らなきゃって言って守れていない人がいます。
赤信号で止まるのは自然なことのように、そのゾーンに仕事も入れちゃうんです。その仕事を自分の心の中、頭の中での仕事のあり場所をなんか特別なものにしすぎているんだよ。 ところで、野木君は1日に何時間寝ているの?
Q.野木:
7時間寝てます。
青山Answer:
7時間寝ているとすると月間で210時間。仕事は210時間もしていないね。
1日24時間だよね。1日、12時間以上は寝てるか仕事しているんだよ人間は。
ということは、人生の半分は寝ているか仕事しているかなので、もう人生の一部。生活の一部という風に置いた方がいいんですよ。
そうしたら変に力むこともない。『どうせ』やんなきゃいけないことなので乗っかってやっちゃおうと。
その中に楽しみが出たらそれがやりがいになってきたりするのだから。力むな、固定概念に縛られるな。