Q:SCSC事業部 WEBプロダクト隊 制作班 班長 堀田大渡さん
人の段取りの仕方を見て学ぼうという時に、その人の行動だったり姿勢を1番に見る学び方なのか、考えていることは何かを1番に見る学び方なのか。または、話してることを1番に見る学び方なのか。 何を1番に見て学べばいいのか教えていただきたいです。
青山Answer:
学び方は全てトレースです。
漢字を覚える時も答えがあって、その答えを何度も何度も書いて覚えませんでしたか? その時学び方の順番を気にしましたか?
Q:
気にしていないです。
青山Answer:
何かの技能を学ぼうとするときの学び方も全部トレースです。
良いものをトレースする。
目をつぶってでもできるようになる。
今度はトレース元を見なくても出来るようになる。
細部のところまで全部言語化できる。
そこまでいって初めてトレースが完了するんです。
そこから自分なりに考えてやってみようとなってカスタマイズが入るんです。それを受け入れられる状態になったら、自分のものです。 何でもそうです。
この人は業務管理の仕方がすごいなと思ったらトレースするんです。 全てトレースするんです。細部にわたってちゃんと言語化できるか自分で自分を試すんです。
それには堀田だとひょっとしたら、2日でトレースできるものもあれば、2・3 ヶ月かかるものもあるかもしれない。でも全部トレースです。何から入ってもいいんです。
例えばAさんをトレースするとなったら「Aさんと全く同じだね」と周りから言われるレベルまでトレースできて初めて、カスタマイズ(自分)を出していくんです。そして、オリジナリティです。
つまりは、トレース元を土台や踏み台にするんです。踏み台がぐちゃぐちゃだったら飛べないので、順番は関係なく、完璧に固めろということなんです。
完璧なトレースに一遍の隙もないと自信をちゃんと持てない限り、努力が不足してるんです。
管理執行部 部長 河原田さん:
トレースって例えばデザインやコーディングとかを学ぶ時にデザイナーやコーダーの皆さんもやりましたよね。まずそれを完全再現できるかというところがすごく大事ですよね。
青山Answer:
僕が言ってるレベル感がトレースなので、誰もトレースできていないと思います。それ以外は単なるものまねだよ。そんなもので自分のものになるわけないです。
管理執行部 部長 河原田さん:
私も過去に仕様書を書かかなければいけなくなった時のことを思い出しますが、仕様書を書かなきゃいけないとなった時にまず何をしたかと言うと、自分で過去の仕様書を振り返って、「どうしてここがこうなってるのか」というのをWEB学校で学んだ知識をフル活用しながら改善・完全再現するというのをやったことがあります。
なぜこうなっているのかなと自分ですごく考えながらやったという記憶があります。
この学び方がすごく自分の中で資産になったなと思います。 是非皆さん本当の意味でのトレースにチャレンジしてみるといいかもしれないですね。