Q:SCSC事業部 インターン生 渡邊大也
以前、青山さんがコミュニケーションを取る時に相手との距離を近づけるのではなく、適切な距離感を取るのが大事だと仰っていました。
青山さんが、相手本位において相手との適切な距離の取り方で心がけていることを教えていただきたいです。
青山Answer:
ひろやはバドミントンをやっていたから、間合いが分かるでしょ? この間合いでスマッシュ打たれたらやばいってあるでしょ?
Q:あります!
青山Answer:
でも「この間合いだとなんとか対応できる」があると思います。 全てそれと一緒だよ。いきなり人の間合いに入る?
Q:入らないです。
青山Answer:
それはもうギリギリの勝負の時でしょ? だから、普段は探りから入っていって、間合いを自分で察知できるように努めることだよね。
その人にとっての間合いがあるんです。
そこにポジションしてあげることがいいんですよ。例えば僕とCTOの久保は付き合いが長いのですが、ずっと良い関係なんです。要するに苦楽をずっと共にしてきてるんです。
久保はエンジニアです。僕が気をつけてるのは、「久保の領域に入らないこと・口出ししないこと」で、久保のUSPを絶対に阻害しないことを、久保との人間関係の間では僕がすごく気をつけてることで、久保自身もそれを感じてくれてると思う。
「この人は始める前はバーっと言ってくるけど、ちゃんと折り合いをつけて1回自分に任せてもらったら僕の領域には入ってこない」と。
最高技術責任者 久保: はい、その通りです。
青山Answer:
1度も入ったことがないと思う。入られるっていう風に思われたこともないと思います。
これが気遣いです。信じているんで。そういう人間関係を構築していますか?
Q:そこまで考えてできていないです。
青山Answer:
それだけ相手のこと思っていないということです。つまり相手本位になれていないということです。
だから良いコミュニケーションも良い間合いも掴めないんです。
Q:
常に相手本位意識して、コミュニケーションを取っていきたいと思います。
青山Answer:
相手が大事にしていること、相手が折れることができない線ってあるんですよ。 そこに触れないような距離感。
それは常に相手本位を意識してないと土足で踏みにじることになるから、同じ言葉でもね、同じ場にいても人によって相手本位の形は違うんです。
そういう相手本位を意識した間合を身につけていかないといけないと思いますよ。