Q:業務推進部: 永野智成さん
例え話のコツについて教えていただきたいです。自分が以前働いていた会社で、入社して最初の1ヶ月ぐらい研修がありました。技術的なレクチャーが多くて理解が難しいことが多かったのですが、そのレクチャーを担当してくださった方が、例え話がとてもうまくて理解にとても助けられた経験がありました。自分の中では、説明は文章で、例え話は図解を使ってという風に使い分けています。
実際に仕事やプライベートで例え話をしている時に、話しながらあれなんか違うなとぴったり収まらないことが多々あります。青山さんはとても例え話がうまいのでコツがあれば教えていただきたいです。
青山answer:
ここに参加している人全員を対象にする例え話と、長野さんだけを対象にする例え話とでは全然違うのです。全員を対象にするのであれば、全員が共通で分かるであろう環境、舞台、ステージを設定します。例えば、齋藤さんに僕が言いたいのなら、齋藤さんに分かる例え話をします。まずは環境設定で、齋藤さんがバドミントンをやりますと言ったら、もう舞台設定はオッケーです。バドミントンのプレイヤーなので、バドミントンのプレイに即して自分が伝えたいことを転換して話をすると、本人は分かった気になるのです。 それをさらに逆転換して元に戻して話をしてあげると理解になるのです。 それが全員が対象だったら全員で共通で分かるであろう話、今日の日本にとっての1 大ビッグニュースは何?
執行役員/管理執行部 部長河原田さん:
今日だと、イチローさんがメジャーリーグの殿堂入りをしたことですかね。
青山answer:
そうね間違いないよね。そうすると、イチローさんと言われて、なんだあのクズと思う人は多分いないよね。もうあの人は天才で、でもすごく努力をしてメジャーで大活躍をして殿堂を取られて、日本人の誇りだな。みたいに捉えられますね。それに乗せて、イチローさんの話に例えて自分の言いたい話を全部するのです。努力って大事だよね、イチローの言葉を知ってる?と聞いて、知らないと思ったら聞く姿勢が出来ると思いませんか?
1歩1歩なんだよ、1打席1打席なんだよ、とんでもないことを目指していたのではなく、1歩1歩1個1個を着実にきちんとやっていて、振り返ってみたらとんでもないところに 辿り着いていたというのがイチローさんの言葉だから、目の前にあることを1つ1つ丁寧に、1つ1つ努力していくことって大事だよねと言ったら伝わりませんか?
その人が理解できる舞台の例え話を整えてあげることなのですよ。
その舞台の上で踊ってあげる、もっといいのは本人を踊らせることなのです。齋藤さんがバドミントンのプレイしてると思ってみてごらんなさい、こういう場面の時にこういう風に思うでしょ?思います。そこでこうプレイ出来たらいいけど、そうできないでしょう?できないです。なぜだか分かりますか? 例えば走り込みが足らないからです。そうですよ。1番嫌な努力をしなかったから、1番いい勝負どころでいいプレイができないのです。確かに。となったりするのです。だから面倒な嫌な努力ほど地道にやった方がいいと思いますよと、言ってあげたら腑に落ちませんか?そういう風に例え話をしてあげるといいと思いますよ 。
環境設定をしてあげる努力をすれば、言いたいこと、伝えたいことがあるからあとはストーリー展開が簡単にできますよ。その変換の、例え話の環境舞台を用意する努力、練習をするだけです。
例えば就活話で言うと、学生は自分に合った仕事が分からないと真剣な顔をして言うのですが、やったことがないのに合うか合わないか分かるはずがないですよね。
例えば、わさびが好きな人と嫌いな人、コーヒーが好きな人と嫌いな人がいますよね。
それも分かっていないのに、コーヒーはどうですか?って聞いて、コーヒーはダメです。あんな不味いものないですと言われても、それはあなたが言っているだけでしょとなりますね。
就活になったら、OBがそう言っているからダメなんだと決める人が多いですね。普通に冷静に考えて、自分の人生のことなのに、何を言ってるの?ってなりませんか?100人に聞いて100人ともそう言うのだったらそうなのかなと思っていいかもしれませんが、1人や2人に聞いて、コーヒーが嫌いだからコーヒーはダメですと言われたから、あそこダメなんだと思うのと同じでおかしくないですか?自分に合う仕事はやってみないとわからないです。でも大半の人は、自分に合う仕事が何かは、やってみてもわからないのです。それは、1番大事なことを知らないからです。それは、仕事に自分を合わせることです。自分が仕事に合わせるそぶりもしないで、仕事に合う合わないを決めている人は何をやっても全部、合わないのです 。
僕は55年も生きてるから、転職する人をたくさん見てきているけれど、転職で必ず失敗する人はそういう人ですよ。
まずは、ついた仕事に自分を合わせてみようということが大事です。だから、できる人は何でもできます。どの業界に行ってもできるのです。それは、仕事に自分を合わせるのだという生きる術を知っているからです。知らない人は文句ばかり言うのです。そういう人が誰かに信用されるわけもなく、まともな仕事を与えられるわけもなく、そしてまた悪口を言うでしょ。そういう人は一生治りませんよ。例え話の裏にはそういうスキルを身につけるチャンスもあるということです。