Q：Scale Knot事業部　星さん

人の話を真面目に聞きすぎてしまっているなと自分の中で感じています。 アルバイトさんが多い中で、例えば、こうしたらいいんじゃないですか？等、様々な業務の相談が上がってくる中で、全てを真面目に聞いてしまうのですが、そうなると、僕の持っている業務がなかなか進まなくなってしまうことがあります。そうは言っても、相談を無下にもできないというか、相談を後回しにして受けなかったらそこで業務が滞ってしまうこともあり、そのバランスをとるのが難しいです。

青山answer:

それは、星さんができない理由を並べているだけで、できない自分を何とか正当化している発言にしか聞こえませんよ。両方やるんですよ。

Q：Scale Knot事業部　星さん

そうですね。

青山answer:

今の事象だったらね、バランスではなくて、両方ともきちんとやるのですよ。 星さんは、自分にはやらなければならないルーティン（業務）があるし、アルバイトさんから色々な業務について相談も来るので、そのバランスを取りたいと言っていますね。それは、違います。両方とも完璧にきちんとやるのです。まずそれが答えであり、ゴールです。そのために、どうしていくかのアドバイスが欲しいのだったら僕はその質問を受け入れられるけれど、この両者のバランスをうまく取るためにはというのは、ちょろまかしてるような感じじゃないですか？ 両方とも完璧にやりたいのでない限り、前に進めないでしょ？その質問は、その日を暮らすためのアドバイスをくださいと言ってるのと一緒ですよ。そんな、停滞するような アドバイスをするわけないでしょ？ 松本さん、どうしたらいいでしょうか？

代表取締役専務　京都開発研究所 所長　松本さん：

星さんの今のプレゼンを聞くに、星さんの業務は星さんの業務だと思います。また、アルバイトさんのために働きやすい環境を提供し続けるのが正社員の責任であるので、アルバイトさんからの声を聞き、それに対し問題解決をしていくことも業務です。しかし、正社員は星さんだけではないことを認識した上で、アルバイトさんと接していく必要があると思います。星さんがもたらしてきたアルバイトさんの声を、加藤部長と児玉さんも分け隔てなく共有し合って迅速な問題解決に当たっていくようにする。星さんの役割をその橋渡しだけにするのか、より一歩 踏み込んで問題解決は自分がやっていきたいですと先人を切るというか、能動的に動いていくのかが、両方のバランスを取るために必要な向き合い方だと思います。

青山answer:

それは心の持ちようや有りようを示した経営の答えですね。実際に今日からどうすればいいのかという答えを星さんは欲しがってるのです。 僕からしたら、数十名で何を言っているのかと思いますが、でも今の星さんからしたらそれがきついんですよ、上手くいかないのですよ。それをどうしてあげたらいいのか？ 僕は100人分全部直接言ってきてくれたらいいよということで、日記を送ってもらってます。 星さんが言ってくれたのは、アルバイトさんから来るのは（業務の）改善の話だから真面目に聞いてしまい、聞けば聞くほど時間がすごく長くなって、自分の業務ができなくなったり、支障をきたす状態になってしまっています。でも、両方とも大事だからバランスをうまく取る方法を教えてもらえませんかという逃げの質問になったので、それは違うでしょとなっているだけで、本質は両方無視できないと分かってるのです。 両方完璧にすればいいのですよ。「 改善はありがたい！チームで1つにまとめてくれませんか？今日の改善ポイントという形で各ルームからまとめてあげてくれませんか？」 ボイスで普通に言ってもらって、AIに書き起こしてもらったらいいのではないですか？例えば、必ずそれを夕方17時までに下さい。18時までに回答するようにします」 という仕組みの中に入れたらよいのではないですか？改善系はそのように対応して、相談ごとは相談ごとで「星が相談室を開きます！」とやったらいいのではないですか？ 星さんは、物理的に時間が回らないと言ってるんだよね。時間は有限で、時間の中でしか仕事はできないのに、それが溢れてしまうと星さんは言いたいのですよね。 頭数を増やしてと人海戦術を言う人が多いですが、 きちんとカテゴリーに分けて仕組化してあげるだけで目の前の業務は随分改善されます。例えば、相談ごとはすぐ僕を捕まえてください。でも、今後の改善ポイントに関してはレポートをあげて下さいとかね。予め、こちらで仕組みを伝えておいてあげればいいのです。

Q：Scale Knot事業部　星さん

（その質問は）急ぐものなのかの判断が難しいです。

青山answer:

みんな急ぎって言うのですよ。そうではなくて、星さんがそこを判断するのですよ。それを星さんが経験値の中からきちんと体型化してカテゴリー分けして仕組みに落とすのですよ。 それが知恵でしょ。