Q:Scale Knot事業部 児玉さん
自分の課題で、相手の行間を読むことがまだまだ不得意だなと感じております。お客様、社外の方、社内の人、どちらもです 。特にまずいなと思っているのは、社内の人には、何かあれば言ってもらえると思っているのですが、実際に話をしてみると本音はちょっと隠されてるというか、本音を引き出せていなかったということがあります。本音を引き出す時は、まず相手をリラックスさせることが大切だとのお話しは青山さんより伺っていますが、その上で、相手が言ったことに対して、青山さんが「この人は今、本当に思っていることと違うな」というのを気付くポイントがあったら教えて下さい。
青山answer:
目。目を見たら(本音が)全部映っていますね。というのが答えですが、「はっ?」という世界でしょ?でも、(相手が)「あ、嘘をついている。」と、僕には見えてしまうのです。 それをいちいち(相手に)指摘をしないだけです。この能力は後天的に身につけたものです。嘘を見破ろうというのは、それは人を疑ってかかっていて、そうしているうちは(本質は)見えないと思います。すごい禅問答のようになってしまいますが、多分、それではこの力は身に付かないと思うのです。その人に対して僕が心を開いてるから、まっすぐ真贋が働くのだと思うのです。結果として(相手から)嘘だ、嘘を付かれているなというのが分かってしまうだけです。(相手を)疑って嘘を見抜こうとは思っていません。「この人は、心から喋っていない、基本的に口先で喋っている。」「この人は心から喋っていない、頭と口先だけで喋っている。」「この人は心から喋っている。」そういう言い方したらなんとなく分かりますか?
Q:Scale Knot事業部 児玉さん
正直に言うと、ぼんやりとしか分かりません。
青山answer:
今のうちは、それでいいと思います。(相手が)心から喋っているのか、 頭で喋っているのか、口先だけで喋っているのか、この3つなのです。口先で喋っている人は、まず嘘です。頭と口で喋っている人は脳を使っているので、何らかの意図が汲まれていますから、意図を汲めば見えます。心から喋っている人も、目にちゃんと出ています。これは、何となくの感覚で伝わると思います。心から喋らない人は、僕に対して心を開いていない人なのだというのは分かっています。で、僕はよく相手を笑わせます。それは、リラックスさせているのではなくて、その人の心の反応を見ているのです。「この人は、心からの時はこういう風になるん だ。」そういうデータがどんどんその人との コミュニケーションの中で蓄積されていくのですよ。「この場をしのぐためだけにこうやって喋っているのだな」とか、「分かっていないのに答えなきゃいけない、というのを勝手に忖度して、辻褄の合わないことでもとりあえず言葉を走らせているだけだな。」とか、「あ、適当に考えているから口先だけで反応しているな。」とか、こう言っていくと、ちょっとずつ分かるでしょ?僕の中ではそれが膨大なデータになっているのですよ。だからもう喋らなくても目を見たら分かるという風になっています。 そのコツはたった1個、相手本位になりなさいということです。究極の究極の究極は、何においても、相手の心が読めればいい、全てにおいて究極でしょ?そうしたら先の未来が見えるようになるでしょ?そこに対応したら、多分無敵でしょ?で、人は言葉に発さなくても、目できちんと語ってくれているので、という世界観です。 児玉さんは、まだ自己中なのですよ。まず面倒くさがらずに人と向き合うところからですよ。1日5回ぐらい仕事仲間のルームを回っていますか?
Q:Scale Knot事業部 児玉さん
いいえ
青山answer:
そこからじゃない?回らなきゃと思っているうちは多分、無理だと思いますよ。 「今日はどんな顔をして仕事をしているかな? 頑張っているかな?」 という感じですよ。用があるから行く、用がなければ行かないということでしょ?それは、ただの自己中の世界の中にいるだけじゃないですか? そこから変えませんか?「今日も出勤してくれて、今日もお仕事を頑張ってくれてありがとう。 何か、困ったことない?」ですよ。皆さんは、僕がルームに来たら緊張も走るし、迷惑なんですよ。 だから最初は、笑顔になるようにと思って、なるべく笑わせようとして接しています。面倒くさいですが、やらなきゃいけないからやっているのではなく、感謝しているからやっているのですよ。 普通にできるのですよ。これ、全然違うって分かるかな?だから、自分で言うのはなんですが、僕はいいやつだろ? 冷めたくないよ。物事を決めて、やる時はバサッとやりますが、僕は根はとっても優しいやつだよ。児玉さんもそうやって大きな人間になっていきましょう。