Q:SCSC事業部 鈴木健太
業務フローを設計するときのコツを教えてもらいたいです。
それに人を工数的、能力的観点からどういう風に配置するかも合わせて教えていただきたいです。
青山Answer:
まず人のところは欠陥を許してはいけない、3つに分けて(強み、弱み、欠陥)、絶対条件は欠陥をなくすということです。
そしてその上で弱みは気にしないです。強みを伸ばして、アテにする。強みをアテにされているということを本人に自覚させる。
みんな弱みを克服することが成長だと勘違いしている人はいっぱいいます。そんなものは変わらないです。欠陥は直せます。強みをいかに伸ばすか、つまり個性をどれだけ活かしてあげられるか。
私の場合はそっちから入っています。メンバーをみて、こういう連中が揃っているからこういう業務設計にしようという人から始まっています。これはマイノリティーです。
みんな事業から入っていて、事業に人を当てこもうとしています。そんなのは私は面白くないと思うので、困難な方にいっています。
そして業務フローに関しては、誰だってスタートとゴールは決められます。それをどれだけ細分化できるか、プレイヤーになりきるんです。私の場合は一番ヘタレな人になりきります。そしてどこで迷ったり、どこでつまづいたりするのか、それを全部想定します。そしてそこに関所を設けるんです。そうして業務設計をしています。
今の業務フローをみて、納得しない?「思ったりできてないな」となったらまた業務フローを変えます。人に合わせているので。
でもルールは絶対としています。それは「欠陥は許しません」ということです。
欠陥を許してしまったらみんなに迷惑をかけて、事業自体が崩壊します。なのでSCSC事業部の場合はルールの徹底に4ヶ月かけた。そしてルールに適した業務フローを再設計して、硬化しているよね?日々改善のために細かいルール変更、業務フローの変更が加わっているよね。そしてそのルール徹底を自分たちのものにするために自分たちで設計、更新しなさいとしていますよね。
このようにして私は人から入っています。100人経営者がいたら5人いるかいないか。その分現場はやりやすいはずなんです。ノルマを引かなくていいから。圧をかけているのはルールのところだけです。
Q:SCSC事業部 鈴木健太
ありがとうございます。SCSC事業部で人から入るとなると?
青山Answer:
どうぞどうぞ!人からやりな。所詮人から始まって、人が気に入ってくれるかどうかなのだから険しい道の歩き方を学んだほうが良いです。どんどん提案して?自分らの仕事なので、自分らで決めていけばいい。
現場が変えていけば良いです。