Q:インターン生 土清水光琉
変化に素早く気づくことができる人間になるにはどうしたら良いか、教えていただきたいです。
青山Answer:
まずは気づくという話の前に、ブームと変化の違いを明確にしておくことが必要です。みんなが乗っているのはブーム。みんなが変わっているのが「変化」です。そして変化というのは定着するもの、ブームは訪れてさるものです。
そうすると人々を見るんですよ。人々が乗っているのか、変わってきているのか。特に文化、カルチャー、生活様式、こういったものに変化というものは簡単に見て取れます。
ブームというのは流行りで、流行りがあれば廃れがある。これはGoogle先生は教えてくれません。Z世代の決定的な条件ですが、人を見ないとわからないです。テレビではなく、情報として捉えてもダメです。人を見るんです。君の周りには多くの人がいますか?
Q:インターン生 土清水光琉
います。
青山Answer:
ではよく見ることです。この見分けがつく人はあんまりいないです。
これが流行りなのか、変化なのか、3年先、5年先を想定します。間違いないと思えるかどうか。それは見誤り、判断の誤りを何回も経験しないと見極められないと思います。
AIは浸透します、この社会に。
生活様式の中にも入ってくる。
テクノロジー系でいうなら、軍事だよね。
どこまで軍事で利用されているのか、です。
その歴史、生い立ちを知っていればどこにアンテナを置いておくべきか、わかるんです。
テクノロジーは軍事だが、基本は文化、生活様式です。
あとは情報を持つこと。例えば高度経済成長期ってあったよね、1945年終戦を迎えた焼け野原の日本、でも10年後には高度経済成長期に入っていたよね。
当時のエネルギーの中心は石炭、今は石油。当時1950年代の日本と言ったら8,000万ちょっとのうちの45万人が単工業で働いていたわけです。今炭鉱業で働いている人はいないよね。
今の時代で言ったら美容師。美容師は55万人くらいいるので、美容師という職業がまるッと無くなったのと同じなのが、石炭が無くなったのと割合で言えば同じです。そりゃ社会構造は変化しているよね、変化しているか職が変わっていきます。AIでも必ずこうなります。だから生き残らないといけないよと言っているんです。
知識は自分でインプットしていかない限りどうにもならないし、歴史はどう学んで、どう活かしていくのかを知っておかなければいけないです。だから変化の先頭集団に常に入れるんです。誰かに言われたからどうこうというのはないんです。