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必殺25|採用して「思った人と違う」をなくしたい

date_range 2024/05/23
判断力 条件設定力 基軸性
採用して「思った人と違う」をなくしたい

Q:管理執行部 部長 河原田さん

採用面接を行ってきて、採用した後にしばらく経ってから「この人こういう人だったか、思っていた人とちょっと違ったな」と思うことがあります。そういうところをできるだけ無くしていきたいので、そのために初対面の人の見極め方、採用の応募者に対してどう見極めていくかを体系的に教えていただきたい思いまして、お願いします。


青山Answer:

採用の面接はパワーバランスに差があります。あらゆる仕事は基本対等ですが、明らかに採用の点においては採用側がパワーを持っています。


なので私は譲れないところをその時に約束させます。

「本当に自分の成長に責任を持ちますね?」と、こちら側に成長させる自信はありますが、本人が成長する意志がなければ、ずっと会社でも活躍できない人材になってしまいます。


つまり「何を約束させますか?」ということです。

そしてその約束が本人の誓いです。要は会社との約束ではなく、自分との約束です。


それが本気なのかどうなのか、そこでたじろぐ人、不安がる人、それって自分に対して自分で責任が持てませんという人です。自分に対して責任を持てない人がお客様に対する仕事ができるわけがないです。


 Q:管理執行部 部長 河原田さん

採用面接の際にも成長意欲が高いのか、努力できるタイプなのか、「やります、頑張ります」が口だけではないか、確認しています。見極めたくて仕方ないんです!


青山Answer:

それは大上段から言っているから、「はい、やります」という通り一辺倒の答えが出てくるだけです。


見極め方として自分の体験談を話させていますか?何かにおいて未熟だった状態から一生懸命努力をして達成・到達する経験はみんな持っているんです。大きいこと、小さいこと、子供の頃の話でも良いからその話をさせていますか?


Q:管理執行部 部長 河原田さん

させていないです。


青山Answer:

そういう話もを聞かないのに、なぜ人となりがわかりますか? そこから人事は見る目を養わなければいけません。


これはあらゆる部署のあらゆる業務でも言えます。この品質でいいのか、この表現方法でいいのか?その指標を持っていないからみんな迷うんですよ。


その時はクリアしても、次では「同じことをやっているのにダメと言われた」と言って混乱する、これは軸を持っていないからです。

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