Q:インターン生渡邊ひろやさん
業務の過程で、自分の弱点でもありますが、考えの軸がフラフラしてしまいます。「こっちもいいんじゃないか」「あっちもいいんじゃないか」と考えの軸がフラフラして、すごく時間を使ってしまいます。考えの軸を持つためにはどうすれば良いですか?
青山Answer:
まずどんな仕事、人生においてもやっている途中で選択肢が増えていく人っているよね。 それは自分で勝手に生み出した選択肢なんですが、そこで土壺にハマってしまって、迷う人がいます。
しかし考えの軸など私は迷いません。
なぜって「『私』が決めること」だからです。
全部自責な訳です。
「私がこうなったのはあの人のせいよ」という余地がある人は迷うわけです。
考えの軸においてどこに迷う必要があるの?
選択肢がたくさん出ても良い、その場で決めれば良いことです。
「自分の考えの軸が正解であってほしい」と思うんでしょ?
それは「自分が正解したい」という雑念ではないですか?
考えの軸の前に何のためにその仕事をしているの?
お客様のためです。 だからあれやこれやと出てきても良いんです。その瞬間、その場で決めれば良いだけです。
「こっちの方がお客様のためになる」そこに自信が持てない人がいっぱいいます。それは己の努力が不足しているだけです。
自分で浮き上がらせたネタが複数出てきて、それで自分で迷っている、絵に書いてみると笑っちゃうような絵図になります。お客様のためにやっている仕事なのに、いつの間にか考えの軸の中には自分しかいないんです。その段階では何をやってもアウトです。お客様から目を逸らした瞬間にアウトです。
野球に例えると、外野にフライが上がると外野手なんですよ、物の書とかコーチは落下地点を予測して、一目散に落下地点に走れと言いますが、そんなので取れるわけがないです。ボール見ながら走れなんですよ、お客様から意識を途切らせた瞬間に全て終わります。思った通りの結果になんてなりません。
「この日全部思い通りに行きました」という日はありますか?
相手がいる限り思い通りになることはありません。それが当たり前と思えない限り、イライラしたり、悩んだり、迷ったりずっとします。そんなことは100も500も1000も知っているので、先に言っています。
「ミスをしてもいいよ、後始末はこっちでしてあげるからうねうね悩んで時間をかけるんじゃない」それがガーディアンです。ミスをしたらその場で声発して、みんなで助けろという会社なんです。だから思い切ってやれば良いです。
そこで自分がなぜそうするのか「僕はなぜこれを選んだんだ?」という理由が立てば良いだけです。
チームでは選んだ時に仲間に相談します。「こっちに変えたんだよ、なぜならこうこうこうこうこうだから」と言って、相談をするところも含めて3分以内にやれば良いです。
後工程に行けば行くほど悩みが生まれます。
そしてそこにハマってしまうならわかっていないということ、必ず前工程でしくじっている、もしくは考えの軸に考えが足りない。後になればなるほど本当にこれで良いのかな?となってきます。
考えの軸だけではなく何でもそうですが、ゴールまでのイメージをどれだけ明確に持てるかどうかです。
その最大のチャンスは情報をインプットしている時に、どれだけゴールを明確にイメージできるのか、やることはイメージできていても、ゴールを明確にイメージできていなければ手をつけてはダメです。 そしてひろやはまだその段に行っていないよな。そしてゴールも見えておらず、「やることはやったがこれがゴールかどうかもわかっていません。」 という状態。
なので最大限言える言葉としてのアウトプットは「できました」しか言えないです。それをちゃんと受け入れなさい、今の自分をちゃんと受け入れなさい。そしてチャンスはいくらでもあげるからちゃんと挑め!不安を抱えた状態でどんどん経験を積んでいっても不安は解消されません。
「うまくいかなかった次はこうしよう」というのはその瞬間に出ると思いますが、それが正解かどうかはどんでも良く、そこを決めてやってみることです。そのうち当たるから。
でも不安を抱えて、ゴールも見ないまま、2回、3回、5回、6回と何回やってもずっと自分のものにはなりません。一個一個失敗を潰していくんだよ。運が良ければ2発目で当たります。でも心配しないで、必ずどこかで当たります。
諦めたらそこで終わり。 これをあらゆる事象で経験を積んでいくと、当たるのが早くなり、外れなくなります。
まあ10年くらい頑張ることです。