Q:インターン生長谷川さん:
相手を納得させるための伝え方をするために、頭の中の整理の仕方、もっというと伝える語彙の増やし方と、今この時この表現が一番相手への伝え方に適しているだろうという整理の仕方をどうすれば鍛えられるのかをお聞きしたいです。 青山さんは「常に該当する語彙を整理していて、その時・その状況に応じて一番相手に伝わりやすい解釈の言葉を選んで発言している」と仰っていて、自分の場合はその伝え方がワンパターン、もしくは整理されていないので、表現が外れてしまうことが多いです。
青山Answer:
伝え方を難しく考えすぎです。 全て、相手を小学5年生に伝わる言葉で話します。私の言っていることは大概、相手が想定していないところから話すので難しいことが多いんですよ。 でも私が放った言葉はみんなわかりやすいと言います。
なぜかわかりやすい伝え方になるのか?
①相手は全員小学五年生だと思っています。 小学5年生は「ひとつ、ふたつ、みっつ」という「つ」の付く年は終わっているので、物事が判断できます。その10才に伝わる文章に言い方で良いです。
伝え方に語彙力なんていらないです。
ワンパターンで伝わるならそれが一番良いです。 表現を豊かにするのではなく、伝えたいなら「わかりやすく」のが一番良いです。物事はシンプルです。
また伝え方以前に自分が話そうとしている人が多いんです。
「上手に話そう」「自分が自分が」というところばかり。緊張するというのも「自分が」です。 目的は相手に伝えることなので、「伝わるかな?伝わっているかな?」の方に関心がいかない方がおかしいです。
そして人間なので、相手を見ていたら「伝わっている、伝わっていない」ということがわかり、伝わっているという手応えがある。もし伝わっていなかったら、例え話をします。 その人の半径5m以内の事象の話をしてあげます。大学生で野球をやっている人なら、自分の伝えたいことを野球に例えてあげます。自分の伝えたいことを野球に例えれば良いです。鍛えるなら例え話を鍛える方がよっぽど良いです。
例えから理解を深めてもらい、もう一回本題に戻ってきて、まとめに入ります。「だからこういうことなんですよ!OK?」と詰めます。専門用語も要らず、この業界で当たり前、この会社で当たり前の言葉を使って、伝わっていないと思ったら例え話で、もしくは詳しく解説をします。
その時の顔色ですぐにわかっていないことがわかります。そして詳しく解説すると、わかっていない人ほど、「あー!」という顔をします。 自分が一生懸命話そうとする自分本位な人は相手を置き去りにします。自分が話すことしか考えていないからです。
私は相手に伝えたいし、わかってもらいたいので、相手と一緒に歩みます。まず姿勢はその姿勢でいないといけません。
①小学5年生でもわかる言葉を使う。手応えがなければ②
②相手の半径5m以内の例え話
③手応えを掴んだらまとめに入って、伝わったかどうかの確認をすること
なので方向性を間違っています。 営業資料も全部そうですよ。