Q:SCSC事業部 インターン生 渡邊大也
数値の分析についてお伺いしたいです。数値の分析してその結果から何かが分かるのですが、数値からそこに辿り着くまでの思考のあり方について説明を受けると納得が出来ますが、自力でそこに至るまでの思考がなかなか出来ません。
青山Answer:
意味不明かと思いますが、数値は物語なのです。きちんとストーリーがあるのです。まずそれが分かるようにならないと分析は出来ないと思います。分析には色々な切り口があるのです。どこでどう切るか、それを見付けられるかどうか、そしてあらゆる数値データの共通項、数値の共通項から導き出される結論に気付くかどうかなのです。難しいよね。
僕は今、54歳と7ヶ月ね。53歳と7ヶ月の時に身体測定をして開眼片足立ちは永遠に出来るので90秒でやめました 。閉眼片足立ちは240秒でやめました。40代の平均は9.4秒らしいです。握力は右が67、左が66.1。反復横飛び67点。立ち幅跳び271cm。垂直飛び73cm。MBAの平均は67cmらしいです。背筋力、294kg。肺活量、喫煙者ですが6390ml。平均は3000ちょっとらしいです。 「どう思いましたか?」これをどう思ったのかを10種類言ってみて下さい。これが切り口のアイデアなのです。力がある人は垂直跳びでは飛べないのです。
あなた方は若いけれど 73cmは飛べないと思います。僕は高校生の時は47㎏で、あの大きなバスケットボールを掴んでダンクシュートが出来ました。今は体重が78㎏ありますが、それでも垂直飛び 73cmなので余裕でダンクシュートが出来るということです。回数は聞かないでね。恐らく、1回で腰がダメになると思いますから。 「どう取りますか?」付加情報が入れば入るほど、「どう思う?」の数は増えますね。これが分析の仕方、つまり「どこをどう切るか」ということなのです。色々な切り口が相まると頭の中の想像で物語になっていくのが分かりますか?数字を見ただけでその物語を語れますか? 多分究極のレベルだと思いますが、これが出来ると色々な分析が自由にできるようになるし、人が見付けられない最適化を見付けられるようになります。だから世の中にはフレームワークというのがあるのです。
素人さんでも同じような分析結果になる仕事の仕方、分析の仕方のフレームワークがあるのです。なので、初心者はフレームワークを沢山覚えたら良いと思います。