Q:SCSC事業部 インターン生 野木くん
自分の発言についてお伺いしたいです。「何か言わなくては」と思っている時や自分の中に答えがよく浮かんでいない時に、「何か喋らなくては」と思い中身のないことを話してしまいます。
青山Answer:
何か 喋らなくてはということは、もう雑念なんです。すでに雑念が入ってるんです。つまり集中していないんです。凄く難しいんだよ。僕みたいな人からパッと全員に圧力がかかったら、喋らないといけないと思ってしまうと思います。喋らないといけないと思っ た瞬間にもう雑念なんです。それを取り払う方法はたった一つ、発言することです。最初はシドロモドロで、僕がいる場面はビジネスシーンだから、シドロモドロは許さないわけです。それでも発言するんです。だから鍛錬をしなくてはいけないんですよ。自分が完璧だと思って自信満々に言ったところで通用するかな?
野木くん:
しないです。
青山Answer:
そうだよね。そこを分かっているなら、どんどんチャレンジしよう!ってことなんです。『焦っちゃってテンパる』って言葉を使うんでしょ。『頭の中が真っ白になりました』とか。僕は頭の中が真っ白になる暇なんかないんだよって思うんです。
頭が真っ白になるとはどういう状態ですか?
SCSC事業部 マーケティング・プランナー インターン生 渡邉 大也さん
状況や情報が自分の中で処理しきれず、キャパオーバーになってしまって思考を放棄してしまいます。
青山Answer:
そういうことです。答えを言ってくれましたね。自分で投げているだけなんですよ。思考を放棄するって思った通りの言葉を言ってくれました。それは自分で決めているんでしょ?僕は放棄したって、どうせ拾わなければいけないことを知っているのです。だから ホワイトアウトなんかしてる暇はないのです。僕は逃げない。逃げられる環境で生きてきた人はすぐ逃げるんだよ。
僕は自分でグズでダメな人間だと思ってます。だから常に退路のないところを用意するんです。どんな場面でもそれだけの差じゃないですか?逃げないって決めたら目つきが変わるんですよ。確かにびっくりして思考が止まることは多くの人があると思います。だけど逃げないって決めてる人は、こういう議論の場でホワイトアウトなんて本当に稀だと思う。頭の中が真っ白になってしまうという人は、 思考を放棄してしまうんです。『ああだめだ』『無理、もうわかんない』と。
それは思考を自分で諦める人が頭の中が真っ白になりますと言っています。僕は言い訳としか取ってないです。逃げないと決めたら、なかなか言葉にできない場面はいっぱいあると思うので、言語化を磨きなさいと言っているんです。でも頭の中が真っ白になるというのは僕は逃げたと思ってる人なんです。
昔、このことで脳科学の先生たちとよく議論していましたが「確かにそうだね」っていう結論に至りました。心理から脳の動きまでわかるのかというと、自分の脳の動きをめちゃくちゃ意識しています。だから人の考えることの手順や考え方が分かるようになってきたのです。
野木君の場合若さがあってこれはものすごい武器なんだよ。許容という武器を持ってるんだよ。アドバンテージ を持ってるんです。逃げずにシドロモドロでも、一生懸命お客さんの前でもとにかく逃げずに喋れば、お客さんは一生懸命、理解しよう理解しようと歩み寄ってくれるんです。分かりますか?そこを議論で『いや、分かりません』ってポンと言われると『なんだ?』ってなるわけです。
これは顧客経験がある人はみんな分かってくれると思うんです。だから僕は常日頃から逃がさないようにしています。結局一番の障壁は『ミスったらどうしよう』なんです。『しくじったらどうしよう』なんです。もう一個の障壁は『自分がどう思われるか』、なんだよ。この二大障壁があるんです。それをうちは 『ミスって構わん』とあらかじめ答えを言ってるんだよ。これが多分他社にはないガーディアンの文化なんです。
チャレンジしろと、逃げるなと。その先にしか成長の道は繋がっていないから、逃げたところで成長の道は途切れるだけだよという親心です。君たちが育ってほしいから、だからこの環境をうまく利用してどんどんチャレンジしてください。