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2024/07/26
Q:クリエイティブプロダクト部 部長 加藤さん
グループ長の方がメンバーを見ていくという形の組織にするために、グループ長が「この子を育てなきゃな」とより思ってもらうためにはどういうことを配慮した方がより責任を持って育てるぞと思ってもらうことができますか?
青山Answer:
そもそもグループ長は自分が育てられると思っているかが問題です。
そして「知る、わかる、できる、わからせる、できさせる」です。「できる」から「わからせる」「わからせるからできさせる」育成者(グループ長)としてのタスクは明確になっていますか?
加藤さん:
明確にはなっていないです。
青山Answer:
おそらくチームメンバー(部下)がいるだけその数のやり方が必要なんです。しかしそれも思い通りには行かないんです。何せ教わる方が育つ気持ちがなければどうすることもできず、そこに変数がかかってくるので、ほぼ毎日、実態としては様子見もあるので週代わりで、教える側には見せないカリキュラムがどんどん変更されていくという教育育成運用体制を己れの業務をやりながらマネジメントさせない限り機能しないと思います。
なのでまずは、「知る、分かる、できる、わからせる、できさせる」のどの領域をやってもらうのかというのをしっかり理解してもらってください。
教わる側もまず自分ができるということを完璧に証明してみせる必要があります。目をつぶってでもできるようになっていないと教えることはできるわけがないです。「私はこんな風にやってきたよ」と部下に体験談を話すだけではとても計画に乗るような育成ではないです。
そもそも教える側の気合いと教わる側の気合いが合致していないといけないのです。