Q:クリエイティブプロダクト部 赤塚さん
18 訓の1つである「仲間の仕事を称えろ」に関することで、自分もデザイン班としてその社訓を意識をしており、『このデザインいいね』という言葉を伝え、称えるようにしていますが、あまりうまく伝えられていないと思っています。 青山さんが日頃、このような事で仲間の仕事を評価しているということがあれば教えて頂きたいです。
青山Answer:
例えばガーディアン大賞を毎月基本的にやっていますね。毎回予想通り?
赤塚:いえ予想通りではないです。
青山Answer:
それは人が見ているところと僕が見ているところが違っているのです。成績を上げたら称えたくなりますね。でもこの会社のメンバーは下支えしている人もいるので、レベルは低くても自分なりにとても頑張って貢献してくれる人もいます。レベルは低くてもね。僕はそういう人を取り上げているつもりなんです。そういったところが見えていますか?
赤塚:
見えていないです。
青山Answer:
そこを見てあげないと、出来る人しか評価できなくなってしまうんです。それだと他の会社と一緒になってしまうんです。僕は仲間でも公開処刑をします。うちの会社の中ではダメな人には人前で喝を入れるんです。それが耐えられないと言って辞めた人もいます。僕はそれを構わずにやっています。でもその子が少しでも出来るようになったら10倍20倍50倍100倍で僕は褒めています。
人前、仲間の前で公開処刑をしろと言っているのではなく、頑張って出来なかったことが出来るようになったら、そこに、その瞬間に気付いてあげなくてはいけない。その人は、『あ!見ててくれてたんだ』と思うんですね。そして10倍20倍50倍100倍で褒めてあげたら報われた気持ちになりますね。
仲間は皆、それぞれの事情を抱えながらそれぞれの思いを持ちながら頑張っているんです。言われたことが出来ていないからダメだという評価を僕はしていません。仲間でもさぼっている人は許さんという態度を徹底的に取っていますが、出来ないなりにチャレンジをして頑張っている人をずっと僕は見守っています。だから僕も出来た瞬間、本人と同じぐらい嬉しいんですよ。周りを巻き込んで、騒げ!褒めてやってくれ!っていう風に作為的でなく自然に褒めています。
普段からアルバイトさんであってもインターン生であっても隔たりなく接しているつもりです。だから僕についてくるんですよ。もっと見てあげなさい。今日のあの子が何に対して頑張っているのか、さりげない一言をタイミングよく、『ご苦労様』『お疲れ様』と言うだけでも報われる人は沢山いるのです。それに対して通り一遍の対応をするのではなく、人それぞれ色々な事情を抱えながら頑張っているのだから、それを分かってあげると自然と称えてあげることが出来ると思いますよ。
管理執行部 部長 河原田さん:
「仲間の仕事を称えよ」はガーディアンならではのとても素敵な社訓だと思ってます。是非、皆さんも周りの人たちが素敵だな、目立たないけどすごく頑張ってくれているなというところがあったら、積極的に褒めて、お互いのモチベーションを高め合っていけるような組織になりたいなと思います。