Q:クリエイティブプロダクト部 部長 加藤良紀
基本的に僕はあまりマイナス思考になることがほぼないんですが、マイナス思考になる人の気持ちを理解するにはどうしたら良いでしょうか?
青山Answer:
僕にもマイナス思考になる人の気持ちを教えてもらいたいです。マイナス思考になって良いことなんてないって分かっているのになぜマイナス思考になってしまうかはわからないです。前を向いていれば良いのにと思います。だからこの塾を通して、捉え方・解釈次第であり、ガーディアンでは仲間がいて、もうこれ以上前を向く環境なんてないはずなんです。
だからここはみんなで意見を言ってみましょうか。
SCSC事業部フロントエンドエンジニア 山本さん:
物事を考える時に「if(イフ)」で考えます。
「もしもこうなったら、ああなったら」と考える時にネガティブな考えが浮かんでネガティブになります。
青山Answer:
僕も「if(イフ)」です。
そこに対して解決策と言いますか、対処法を自分で考えることができれば、ポジティブ思考に向かうんです。
SCSC事業部 フロントエンドエンジニア 山本さん:
「ああ、どうしよう」で思考が止まってしまうとマイナス思考なままで終わりますね。
青山Answer:
どんなピンチでも「これできたらやばくね?どうやって凌いでやるかな?」となるんですが、ならないですか?かなり追い詰められたら、僕は小学校の時にみたルパン三世を思い出します。あるストーリーでルパンと次元が大ピンチになってしまって、蜂のように撃たれ続けていました。
そんな絶体絶命の時に次元が笑いながら「面白くなってきやがったぜ」と言ったんです。これが小学生の自分にとっては多分1番衝撃的な言葉で「かっちょえ」と思ったんです。そして僕もそうなるって決めたんです。 そこからピンチの時ほど強くて、ピンチの時ほど集中力が凄いです。それって「面白くなってきた」と思っているからなんです。
僕がしくじったら会社が潰れるというギリギリの瀬戸際が何回もありました。もちろん真剣でしたが「面白くなってきた、さてどうやってこれを乗り越えようかな」となったら、アイデアが湯水のごとくどんどん出てくるんです。「これしかない、1点突破だ!」みたいな追い詰められ方ではなくて、「これがダメでも次はこの手、この手がダメでもこれで行くぞ」と、二の矢、三の矢、四の矢、五の矢、無尽蔵に出てくるんです。
これは日頃の鍛錬だと思っています。日常がなければ思ったことを具現化することはできないという方程式を僕は知っているわけです。
日常は何のためにあるのか、ただ流れていくものではありません。「いざ!」という時にパフォーマンスを発揮するために積み重ねる時間が日常なんです。生きていれば何でも勉強になるんです。これが捉え方なんです。
ネガティブな気持ちになっても損をするだけで何も良いことはないとわかっているはずなのに、ネガティブな方向にいきたいということは、もし自責の念で自分の人生のあらゆる事象を自分で判断して自分で決断しているというのが前提にあるならば、マイナス思考に、ネガティブな方向に行きたいということになりますよね?
僕とは見てる世界、住んでいる世界が違うと思うしかないんです。その上で同じ船に乗っているからなんとかしてあげたいというのはもちろんあるのですが、マイナス思考に同調する気にはならないし、そっちに入って僕までマイナスっ思考に巻き込まれるのはたまったものではないです。
困っている人、苦悩してる人のところまで降りていくことは当たり前ですが、ネガティブゾーンに勝手に自分で入っていっている人に僕までネガティブゾーンに入っていく気はないということです。ごめん全然回答になっていないですね。
Q:
ありがとうございます。僕があまりマイナス思考にならないのは基本事実は事実として捉えきるということが 1番かなと僕は思っています。
青山Answer:
そう、そういう考えだったらアドバイスができるんですが、「事実は一つ、解釈は自由」なので人によって解釈の仕方が変わるので、ポジティブに解釈するか、ネガティブに解釈するか、ネガティブに解釈するならポジティブゾーンに来てもらえるように仕向けるしかないですね。
他には間を開けてあげるというのも1つの策ではあるね。
カチカチカチって詰めれば詰めるほどネガティブにどんどん行ってしまう人はいますし、自己嫌悪や自分悪者説にどんどん入っていく人もいるので、増長しないように僕はめっちゃ見極めています。
一応うつ病の人は過去6人ぐらい僕が直接治しているんです。この経験が見極めの線になっています。
しかし傷の舐め合いにしかならないので、自分からネガティブゾーン、マイナス思考には絶対に入らないようにしています。