Q:SCSC事業部インターン生 渡邉大也
整理整頓について質問させて下さい。 整理整頓する時の手順として自分はまず、大カテゴリーを作って、またその下にカテゴリーを作って最終的に小カテゴリーでどこに分類するかっていう風に行っているんですが…
青山Answer:
その整理整頓は破綻しかしません。 破綻していますよね?
Q:
この整理整頓だと重複だったりもっと細かいカテゴリーが出てきて複雑になってきます。
青山Answer:
その整理整頓だと後から小カテゴリーが出てきて、混乱して「あれ?この小カテゴリーってこっちにもはまるんじゃない?あれ?あれ?」となっているでしょ? それは、最初に森を捉えていないからです。誰だって最初に森を捉えきれない時はあるんです。僕だって未だにあります。物事を進めている時に「あっ」て気づくのもあるんです。 それをどう処理するかというのを決めていますか?
Q:決めていないです。
青山Answer:
「大したことないからすぐにやっつけてしまおう。」という風に決めておくんです。しかし後から出てきたものでも、これは全体を揺るがすことだなとかってありますよね。 大也はどのカテゴリーに入れようかって迷うわけでしょ?迷う時間があったら処理しなさい。お絵描きの絵がいつも整っていることを目指して、やるべきことに向いていないんです。
Q:
処理と分類と整理整頓の違いが分かっていないです。WEB設計だと導線図を引いたつもりが、構築途中に「あれ、これいるじゃん」と出てきてしまったということですよね。 先に作ってしまいなさい。導線図のここをどうこう考えるのではなく、現場は走っているのだったら現場で決めて作ってくださいと言ってしまいます。そして導線図を足せば良いんですよ。 導線図のどこをどうしてとか言うから現場もまた混乱して「導線図オッケーだったのにまた変わるの?作り直し?!」となるわけです。 「すいません、この箇所にこれ追加してください」と伝えればここだなとすぐ決まりますよね。出来上がる頃には「導線図を直しておきました!動かせますよね!」とこれで終わりです。
例えるとそういうことです。 でもそれが「USPコンテンツ忘れてた」とこれは大ごとだよね。そうしたら全部止めてください。そういう失態を犯した場合、どこに入れるかではなくて1からやり直してください。 だから、あらかじめ今までの経験から森を見る段階で漏れがないようにそこを整理整頓しておくんだよ。
こういう時これがあるな、こういうのもあるなという普段の経験から必要なコンテンツはこういうことだな、じゃあ森の中に入れておこう。そして、その事案が来た時に取捨選択をしたらいいだけですよね。 だけどやっている途中で、ないものをひねり出そうとして時間がかかるパターンもあるはずです。
なので、未熟なうちは森の整地整頓を常にしておくこと。そっちを心がける方がよっぽどいいんです。第一歩からコケないから、そこにみんなの経験が集まる仕組みにして、自分の森になるようにしておけばいいんです。 常に自分の森はみんなの森となるようにしておけば、森を見る段階で漏れはなくなっていきます。それを1つ逃して、森の中に入れ忘れてたとします。入れてなかったものがあったとしてもみんなの目を通している森なので整理整頓されている森だからこれは新たに気づけたチャンスなんです。「やばい!」ではなくてチャンスなんです。
チームにおいてより良くできることを発見したってことです。それにみんなで取り組んでください。自分が追う必要はないですよ。