Q:クリエイティブプロダクト部 芹原まなみ
余暇の過ごし方について伺いたいです。スキル不足をすごく実感しており、余暇の時間で学びを得たいのですが、上手くバランスが取れません。
・余暇での学びの時間
・余暇でのリラックスする時間
・余暇でのリフレッシュ
の3つだと思うのですが、 余暇でバランスを上手く保つにはどうしたらいいでしょうか?
青山Answer:
まず、余暇の学びの時間って「〜ねばならないこと」それとも「したいこと」?
Q:
今は学びが「〜ねばならないこと」になっています。
青山Answer:
そんな余暇での学びはできないよ。続かないよ。 それが本当に追い詰められた「〜ねばならないこと」、例えば人生がかかってる、食がかかっているっていうんだったら話は別だけど、自分の中だけで湧いている危機感から「〜ねばならないこと」と思っているんだったらなかなかその悩みは解消しないと思うよ。どっちかな?
Q:
そこまで追い詰められているものではないです。
青山Answer:
うん。そんなものはポイしちゃえばいいんだよ。余暇はやりたいことをやれば良いんです。 やりたいことをやっていたら余暇であってもリフレッシュの時間は必要ですか?
Q:
余暇で楽しんでやっていたらいらないです。
青山Answer:
一石二鳥になりますよね。 自分がどう思うかだけなんです。 仕事でも余暇の時間でも一緒なんだけど、「〜ねばならない」に支配されている人は、まずパフォーマンスを発揮できません。成果を上げないです。そして「〜ねばならない」だから余計しんどくなって続かないでしょ?それが強烈に続く人は取締役の有本ぐらい。僕はやるって決めたことを楽しみの中に入れちゃっているんですよ。
例えば、SNSを毎日更新する。10年ぐらいかな、1日も休んでないですよ。大変だってみんなに思われるじゃん?いや僕は楽しんでやっています。毎日全従業員と行っている交換日記もです。
誰がどう考えても大変だと思わない?でも続いているじゃん?「いつそんな時間あるんだろう?たぶんとても忙しい人なのに。」と他の人は思うと思います。そうすると僕のリフレッシュの時間は何だと思いますか?
管理執行部河原田さん:
お風呂に入りながら Netflix見るとかですよね。
青山Answer:
そう、「〜ながら」なんですよ。 物理的に余暇の時間がないからそれが辛いと思っていない、余暇がないことが辛いと思わないようになったどころか楽しみの中に入れています。 なので、「〜ねばならない」は捨てましょう。1番心と体に良いのは明日、来週、来月、1日1週間1ヶ月先の楽しみを毎日作っておくことです。自分の中で「私ここまで頑張ったらスイーツ食べよう」「明日はちょっと贅沢してハーゲンダッツの限定品食べよう」とか。 自分の中でそれが喜びとなるんだったら立派なものなんですよ。
それを1日、1週間、1ヶ月先にあらかじめ用意しておくんですよ。あそこまで頑張ろう。そこまで頑張ろう。ってなりますよね。 自分の機嫌は自分で取るんです。余暇で「〜ねばならない」と追い詰める必要は何もないです。「青山さん、日記絶対大変だよな、辛いだろうな」いやいやみんなの意見が毎日聞けるから「今日はどうだったかな」「こんな1日だったんだ」と思っていると読むのが楽しみになってこないですか? そういう風に自分で自分の機嫌を取ってるんですよ。物理的に僕は多分みんなより時間が少ないから一石二鳥、三鳥四鳥になるようにしているんです。
今の考え方は、あれはあれ、これはこれ、それはそれでしょ?「『〜ねばならない』でどれからどう手をつけたらいいの私、どうしたらいいのよ」じゃない?
Q: そうです。
青山Answer:
うん。大したことないんだから、ポイしちゃえば良いです。基本的にはやりたいことをやれば良いです。やりたいことと「〜ねばならない」ことがもしくっつけられたらそれを「〜ねばならない」じゃなくてやりたいことに変換できます。そうしたらちゃんとクリアできますよ。 「〜ねばならない」で1番ストイックにできるのは有本です。 有本はどうやってるの?
取締役 有本さん:
やっぱり変換系です。例えば、 YouTube 。僕は元々SNSで自分のことを公開するのが嫌いで、人にどう見られるかをすごく気にするタイプなので極力やりたくなかったんですよ。青山さんから依頼が来た時を今でも覚えていますね。 最初は正直成果も全然上がらないし、もうとにかくやれって言われたから続けてずっとやっていて4年経ちます。
ちなみに本心は今もやりたくないです。好きなことを話すんだったら楽なんですけど、今は再生回数とかみんなのためにとかも担保してやっているのでめんどくさいです。けれど、そのめんどくささを何かに繋げないとやっぱり僕にとってマイナスなので今は最新のAI ということを僕のテーマにしてます。なんかニュース出てくれとか毎日思いながら過ごしてんですよね。 僕の強みは、嫌なことでも「やる」と誰かと約束したらやります。やめる時は「やめる」と言います。やりたくないことでやりたいことに変換できなかった時は、何かに繋げます。
したくてもできないことってあると思うんですよ。「これできたら良いだろうけど」と思う人はたくさんいると思うんですけど、実際日々の日常に落としてみたらめんどくさくてやれないんですよ。でもやれてる人を見るとすごいなと僕もそうなりたいなと思うじゃないですか。それに僕はYouTubeを繋げました。 理想は、やりたいことに変換すること。無理やりやってそれが自分がやろうとしてもやれなかったことに繋げてあげる。誰かを必ず置いてその人と約束をしてその人とずっとコミュニケーションを継続していくっていうのがコツです。
青山Answer:
まなみさん、まとめてあげるね。 自分のノートに点を書いて、右斜め上に線を引いて、右斜め上の端っこに丸書いて、目の前の点と丸を書いた真ん中にまた丸を書いて、右上が最終的にたどり着きたい目標、ゴールなんですよ。だから、目的と言ってもいいかもしれないね。 真ん中が中間目標なんですよ。点が現在地なんです。点と中間の丸で、中間の丸と右上の丸の間にやるべきことがいっぱいあるよね。
それって多分ほぼ全部「〜ねばならない」なんです。中間の丸を主語とした場合、ここを達成するためにはそれまでの間に「〜ねばならない」がダーっと続きます。しかし最後の丸って1番大きな丸になっていきませんか? 自分が1番願ってることだと思います。
ということは、それまでにある「〜ねばならない」というのは1番自分が願っていることに 向かうための道なので、つまり努力は楽しいことになるんです。僕はもう全部そういう風に変換しています。
だから、正しい努力を見つけて正しい努力を継続しなはれといつも言っているのは絶対に楽しいゾーンに入るからそういう思考ができるならば自分の脳内をガランと変えてあげた方が良いと思います。それって 「〜ねばならない」があって当たり前ということです。変換方法を教えました。