2025.08.17
《 8月16日京都 親父殿とお袋殿の墓参り 》
人生観・生き様独り言8月16日京都。
本墓ではなく、あえて仮墓へ。
あれから10年。
親父殿へ会いに行った。
仮墓へ行ったのは、
亡くなったあと本家から出されたお袋殿が
親父殿と共に眠る場所へ。
一度目の危篤のとき、
猛ダッシュで駆けつけるも
意識を取り戻した親父殿に
(いつもの厳しい顔つきで…)
『いね!』 (「去れ」の京都弁)
『お前の居場所はここやない!』
顔つきを厳しいものの言葉に力がない。
それでも、眼光はますます鋭くなる。
危篤から戻ってすぐに、
なおそれが出来る親父殿の凄さを
久しぶりに実感した瞬間だった。
『そやな』
とだけ答えて、
僕は静かに病室を去った。
三日後、
洛南高校の先輩であり
親父殿の主治医であるドクターから
『今度こそ危ない、急げ』
との二度目の危篤の連絡。
急いで駆けつけるも、
もう意識がない。
心停止の時を待つのみの状態。
すると、数分後、
奇跡的に親父殿が意識を取り戻す。
うっすらと目を開ける親父殿、
僕は、とっさに主治医の顔を見るも、
黙って首を横に振るのみ。
覚悟を決めて、
再び親父殿の顔を見る僕。
『心配するな!
愚息は、もはや愚息にあらずや!
親父殿、安心して眠れ』
その瞬間、厳しかった親父殿の顔が、
安堵の顔に変わり、静かに眠った。
親父殿の激動だった93年の人生に
幕を下ろした瞬間だった。
三日前の親父殿の言葉。
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『いね!』 (「去れ」の京都弁)
『お前の居場所はここやない!』
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僕にはこう聞こえた。
お前にはお前の役目があるはずだ。
その場所は決してここではない。
責任ある身を自覚するなら、
真っ直ぐ己の役目を果たせ馬鹿者。
亡骸となった親父殿を見つめながら
三日前の親父殿の言葉を噛み締めて、
己が親父殿の最期に放った言葉を
改めて胸に刻み込んだ。
昨日は、
そんなことを思い出しながら、
仮墓の前で、
線香の代わりに
親父殿が愛したタバコを吹かしながら、
親父殿とお袋殿と
少しの間、会話をしてきたのだよ🙏
スタッフの声
お父様との最後の対話や、その中で託された想いが鮮明に描かれており、
読んでいるこちらにも胸に迫るものがありました。
『いね!』 『お前の居場所はここやない!』の言葉に込められた
「お前にはお前の役目がある」「その場所は決してここではない」というお父様の想いは
単なる親子のやり取りを超え、
人生や仕事において自分が果たすべき責任を真っ直ぐに見つめるきっかけになるものだと感じます。
私自身も、自分にできることを大切にしながら、日々の仕事に向き合っていきたいと感じました。
代表取締役社長/コンサルタント/ビジネスプロデューサー
青山 裕一
社会人では、大手電子部品メーカーでアジア・ヨーロッパでのビジネスを経験し、大手保険会社時代は日本全国を駆け巡り、数々の賞を受賞する。
伝統工芸から先端テクノロジーまでのモノづくりとリスクマネジメントを知り尽くした上で、IT業界に入る。
今年でIT業界23年目を迎え、独自のマーケティング理論を駆使し、6,000を超えるWEBサイトを手掛けてきた経営者。
独自のWEB必勝法を伝授すべく日経BP社よりIT兵法本「5000サイト、200億広告運用のプロが教える 儲かるホームページ9つの兵法」を出版し、Amazonランキングで3部門1位を記録した。
また、マネジメント領域の会社経営においても、未経験、Non専門スキルの人材を積極的に採用し、特色豊かな人事制度を大胆に企画登用するなどして、人材育成において画期的な成果を上げ続けている。
講演や出版、寄稿の依頼が多数きているが、現状においては、全国の中小企業経営者様との面談を優先するため、すべてお断りする方針でいる。