2024.02.26
《 Contents is KING. 》 初公開!コンテンツの作り方~序章〜
仕事ノウハウ独り言(#坊主社長の独り言 2024.02.25)
WEBマーケティングにおいて、コンテンツは王様です。
優れ突き抜けたコンテンツは、
「キラーコンテンツ」と称され、
読者を魅了し、驚異的な拡散力を発揮し、
圧倒的な集客を呼び込みます。
キラーコンテンツの最大の特徴は、
“ストーリー設計”にあります。
今回は、これに焦点を当てて、
キラーコンテンツの作り方における、
ほんの序章を紹介しましょう。
みなさんもよく知っている
優れた映画や小説を題材にして、
キラーコンテンツのストーリー設計を解説しますね❣️
最初は、
全世界で大ヒットした映画『タイタニック』から
📕映画『タイタニック』のあらすじ
1912年、豪華客船タイタニック号は英サウサンプトン港から処女航海に出る。 アメリカでの成功を夢見る画家志望の青年ジャックは船上で上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たす。 二人は多くの障害をものともせずに強く惹かれ合い、結ばれていく。 だが、タイタニック号は航海半ばのニューファンドランド島沖で氷山と接触し、冷たい海の中へと沈んでいく...
【イベント】1912年、豪華客船タイタニック号は英サウサンプトン港から処女航海に出る。
【主人公】アメリカでの成功を夢見る画家志望の青年ジャック
【出会う女性】船上で上流階級の娘ローズと運命的な出会いを果たす。
【障害/困難】二人は多くの障害をものともせず
【男女の関係】強く惹かれ合い、結ばれていく
【結末】タイタニック号は航海半ばのニューファンドランド島沖で氷山と接触し、冷たい海の中へと沈んでいく...
❌このストーリーが次のようなものだったら…❓
主人公の青年ジャックと上流階級の娘ローズが
タイタニック号の船上で出会い、
船の乗客みんなから祝福されながら、
幸せに結ばれて、タイタニック号が目的地
に着いて、ふたりはすぐに結婚しましたとさ‼️
見事なまでに、つまらない物語に堕落⤵️
これではコンテンツとしては
最低レベルのストーリー性ですね💦
次の例は、
小説でも映画でも記録的な大成功を収めた
『ハリーポッターと賢者の石』J.K.ローリング
📕小説/映画『ハリーポッターと賢者の石』のあらすじ
ロンドン郊外、ある晩不思議なことがおこる。そして額に稲妻の形をした傷を持つ赤ん坊が、家の前にそっと置かれる。赤ん坊から両親を奪ったのは暗黒の魔法使いヴォルデモート。
叔父、叔母に育てられ、いとこにいじめられながら、11歳の誕生日を迎えたハリーに手紙が届く。魔法学校への入学許可証だった。魔法学校行きの汽車が出る。ハリーは自分が魔法使いだと知る。ハリーを待ち受けていたのは、夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー。
ハリーはなぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか?額の傷はなぜか?自分でも気づかなかったハリーの魔法の力が次々と引き出されてゆく。そして邪悪な魔法使いヴォルデモートとの運命の対決。
【主人公】ハリーポッター
【登場秘話】額に稲妻の形をした傷を持つ赤ん坊が、一軒の家の前にそっと置かれる
【悪役】両親の命を奪ったのは、暗黒の魔法使いヴォルデモート
【転機】魔法学校への入学許可証
【衝撃の事実】自分が魔法使いだと知る
【物語展開】夢と、冒険、友情、そして自分の生い立ちをめぐるミステリー
【隠された事実】なぜ魔法界で知らぬものが無いほど有名なのか
【成長】自分でも気づかなかった魔法の力が次々と引き出されてゆく
【クライマックス】ヴォルデモートとの運命の対決
❌このストーリーが次のようなものだったら…❓
魔法使い一家に生まれ育ったハリーは、
順調に育ち、知人のヴォルデモートから
魔法学校への進学を勧められ、そのまま入学して、
順風満帆な学校生活を送りましたとさ‼️
こちらも見るに堪えない物語になり
最低レベルのストーリー設計😓💦
では‼️
ビジネスの世界では、
マーケティングのプロと名乗る人が多いが、
大半は本物ではない。
なぜなら、
彼らは平気で下記のようなものが
優れたコンテンツだと言い張るのです。
ここに弊社の商品・サービスがあります。
これはこんなにも素晴らしいものです。
さらに素晴らしいと言っているお客様がいます。
だから、みなさんにも弊社の商品・サービスを
買うことをお勧めしますとさ‼️
もうお気づきですね。
プロパガンダのようなものを
マーケティングというのなら、
彼らはスーパープロフェッショナルでしょう。
世の中のルールはとっくに変わっていて、
商品第一主義のコミュニケーションと
宣伝文句の羅列だけでは、
もう効果は発揮しないのだよ😅💧
スタッフの声
WEBマーケティングにおけるキラーコンテンツの重要性がより深く理解できました。
コンテンツが王様であることはよく言われますが、その中でも「ストーリー設計」の重要性に
改めて気づかされました。
映画『タイタニック』や『ハリーポッターと賢者の石』の例を通じて、
魅力的なキラーコンテンツの構築において物語の要素やキャラクターの深みが不可欠であることが
伝わってきました。
また、ビジネスの世界においても、単なる宣伝文句ではなく、
顧客との共感を大切にする姿勢が求められていることに共感しました。
プロパガンダ的な手法が時代に合わなくなっている中、
ストーリーテリングやユーザーエクスペリエンスの向上が新しいマーケティングの鍵であることを
学びました。
社員として、これからのビジネス環境で活かせる知識が得られて嬉しいです。
これを機に、クリエイティブなアプローチで新たなコンテンツを生み出せるよう、精進いたします。
代表取締役社長/コンサルタント/ビジネスプロデューサー
青山 裕一
社会人では、大手電子部品メーカーでアジア・ヨーロッパでのビジネスを経験し、大手保険会社時代は日本全国を駆け巡り、数々の賞を受賞する。
伝統工芸から先端テクノロジーまでのモノづくりとリスクマネジメントを知り尽くした上で、IT業界に入る。
今年でIT業界23年目を迎え、独自のマーケティング理論を駆使し、6,000を超えるWEBサイトを手掛けてきた経営者。
独自のWEB必勝法を伝授すべく日経BP社よりIT兵法本「5000サイト、200億広告運用のプロが教える 儲かるホームページ9つの兵法」を出版し、Amazonランキングで3部門1位を記録した。
また、マネジメント領域の会社経営においても、未経験、Non専門スキルの人材を積極的に採用し、特色豊かな人事制度を大胆に企画登用するなどして、人材育成において画期的な成果を上げ続けている。
講演や出版、寄稿の依頼が多数きているが、現状においては、全国の中小企業経営者様との面談を優先するため、すべてお断りする方針でいる。