2013.11.28

ホームページ制作における上質なコンテンツづくり

マネジメント仕事心得仕事ノウハウ

上質なコンテンツの条件

何よりも読者にやさしいコンテンツでなければなりません。「読者にやさしい」とは、読みやすい文章であり、わかりやすい文章でなければなりません。加えて、画像や図解を駆使してわかりやすさを向上させることをお薦めします。
次に読者に強味を訴えなければなりません。自社の特長、強味、メリット、ベネフィットをアピールできなければ、コンテンツを読んでもらっても、読み捨てされるだけです。最も基本的なことですが、決して独りよがりにならないことが肝要といえます。この点においては、差別的優位性をテーマにコンテンツを企画されることを強くお薦めします。
3つ目がGoogleなど検索エンジンに認められるだけの質の高さが必須となります。これは第一に文章(テキスト)ボリュームです。1ページに1コンテンツを設定される場合、1,500文字以上のボリュームが望ましいと言えます。忘れてはいけないのが、重要なキーワードにとって適切なコンテンツでなければならない点です。重要なキーワードにとって適切なコンテンツとは、コンテンツ内に重要なキーワードを適度な数を出現させることです。
このように上質なコンテンツとは、「優しさ」と「差別的優位性」と「検索エンジン適正」の3点のバランスが揃ったものを言います。これをお読み頂いている読者の皆さまも、3点のバランスをとった上質なコンテンツを作成し、マネジメントし、自社のホームページを成功へと導いて下さい。


インバウンドマーケティングを優先しましょう

インバウンドマーケティングとは、広告出稿などのプロモーション手法に頼るのではなく、興味のある顧客は自ら検索をしたりソーシャルメディアで聞いたりして調べてくれるということを信じて、顧客自身に「見つけてもらう(Get found)」ことを目的としたマーケティング施策。このインバウンドマーケティングが主流となってきている事実は、ビジネスでWEBサイトを活用されるすべての人にとって重要なことです。
一方、アウトバウンドマーケティングとは、従来のマーケティングのこと。つまり(企業からメッセージを送り出す)PUSH型のマーケティング手法は徐々に機能しなくなってきています。顧客はますます広告やダイレクトメールやありふれたセールス文句に耳を傾けなくなり、それらを避けようとします。インターネット広告をクリックする人はどんどん少なくなっていることが何よりの証です。
それでは僕らが考えるインバウンドマーケティングの重要ポイントいくつか紹介しましょう。インバウンドマーケティングにおいて、何にも増して絶対に揺るがないことがあります。それは顧客からスタートすることです。
顧客からスタートするということは、『顧客は誰か?』と問うことから始まります。そして、その顧客が持つ欲求を正しく理解する。その上でコンテンツを通して、欲求を充足させる期待をしてもらい、欲求が満たされることを確信にまで昇華させることです。
顧客からスタートすることに次いで重要なことが、検索エンジンに認めさせることです。この場合の検索エンジンとはGoogleと思って差し支えありません。Googleに認めてもらうために最も重要なことは、他でもない上質なコンテンツなのです。『顧客の欲求=キーワード』に忠実なコンテンツを醸成することが重要なこととなります。
顧客とGoogleにとって「上質なコンテンツ」を作成し、提供することがインバウンドマーケティングの成功の基盤となります。世界を見渡しても成功しているホームページにある上質なコンテンツには顧客を魅了するような物語があります。
つまり、現代においてホームページ制作を成功させるための重要なファクターとなっているインバウンドマーケティングも「上質なコンテンツ」の上に成り立っているのです。


ホームページ制作におけるコンテンツの位置づけ


僕らはホームページ制作の仕事の他に、東京と京都でシステム開発、ホームページ運用、SEO、SEM、WEBプロモーション、WEBコンサルティングなどWEB戦略に関わる全般で仕事をしています。そんな僕らが確信していることは、『コンテンツこそWEB戦略の王道である』ということです。そのコンテンツを最初に生み出す行為が、ホームページ制作です。したがって、ホームページ制作こそがあらゆるWEB戦略におけるはじめの一歩だと言えます。
それでは、ホームページ制作においてコンテンツをどう位置づけたらよいか。コンテンツはホームページ制作において『王様』のような存在です。決して『神』ではありません。つまり、コンテンツは最重要であっても全知全能ではない、ということです。上質なコンテンツがあれば、ホームページ制作が成功する訳ではありません。成功するための絶対必要条件の筆頭が上質なコンテンツなのです。
コンテンツの他に、ホームページ制作における構築フェーズだけでも、ビジュアルデザイン、ディレクトリ構造、配置、メニュー、カテゴリ、機能、写真・画像、バナーなど重要な要素はたくさんあります。その上に、今や検索エンジン対策もホームページ制作の一環となっています。キーワードの選定、URL正規化、リダイレクト設定、METAタグの設置、サイト内リンク、その他SEOチューニングが必要となってきます。これら様々なノウハウが駆使され、初めてホームページは成功するに相応しい資格を得ると思ってください。ホームページ制作とはそういうものです。この上で、ウェブマスター、つまりホームページ運営者によるPDCAが実践されることで、その成功確率は飛躍的に向上します。上質なコンテンツは様々ある要素・ノウハウの中でも燦然と王様のポジションに君臨しているものです。


青山 裕一

代表取締役社長/コンサルタント/ビジネスプロデューサー

青山 裕一

京都の呉服屋の長男として生まれ、洛南高校時代の恩師から教わった『社会の雑巾たれ』たる言葉を、人生の座右の銘として心に刻み込む。
社会人では、大手電子部品メーカーでアジア・ヨーロッパでのビジネスを経験し、大手保険会社時代は日本全国を駆け巡り、数々の賞を受賞する。
伝統工芸から先端テクノロジーまでのモノづくりとリスクマネジメントを知り尽くした上で、IT業界に入る。
今年でIT業界23年目を迎え、独自のマーケティング理論を駆使し、6,000を超えるWEBサイトを手掛けてきた経営者。
独自のWEB必勝法を伝授すべく日経BP社よりIT兵法本「5000サイト、200億広告運用のプロが教える 儲かるホームページ9つの兵法」を出版し、Amazonランキングで3部門1位を記録した。
また、マネジメント領域の会社経営においても、未経験、Non専門スキルの人材を積極的に採用し、特色豊かな人事制度を大胆に企画登用するなどして、人材育成において画期的な成果を上げ続けている。
講演や出版、寄稿の依頼が多数きているが、現状においては、全国の中小企業経営者様との面談を優先するため、すべてお断りする方針でいる。