Figma vs Adobe XD|Webデザインツール徹底比較

date_range 2025/06/26
GUARDIAN Creative BLOG
石川 航
記事no12

Webデザインにおいて、使用するデザインツールは作業効率や仕上がりのクオリティに大きな影響を与えます。
なかでも近年注目されているのが、「Figma」と「Adobe XD」の2大ツールです。
どちらもUI/UXデザインに強みを持ち、プロの現場でも広く使われていますが、その機能や使い勝手には明確な違いがあります。


本記事では、FigmaとAdobe XDそれぞれの特徴や違いを徹底比較し、目的や利用シーンに応じた最適な選び方をご紹介します。
デザイン初心者から実務経験者まで、ツール選びに悩むすべての方に役立つ内容です。

FigmaとAdobe XDの基本情報

Webデザインの現場で定番となっているデザインツール、「Figma」と「Adobe XD」。
どちらも高機能なUI/UXデザインに対応しており、プロトタイピングやチームでの制作にも対応していますが、それぞれに異なる強みがあります。


Figmaは、クラウドベースで動作するのが最大の特徴です。
ブラウザ上で利用できるため、インストール不要でどこからでもアクセス可能。
さらに、複数人でのリアルタイム共同編集に優れており、チームでのデザイン作業に適しています。
Windows・Mac問わず同じ操作感で使える点も魅力です。無料プランでも基本機能は充実しており、個人ユーザーにも人気です。


一方のAdobe XDは、Adobe Creative Cloudに統合されたデスクトップ型のデザインツールです。
IllustratorやPhotoshopなど、他のAdobe製品との連携に強みがあり、従来からAdobe環境を使っているユーザーにとっては非常にスムーズに扱えます。
動作が軽く、インターフェースも直感的なため、UI設計やプロトタイピングにおいても高い評価を得ています。


このように、FigmaとAdobe XDはどちらも優れたデザインツールですが、使い方やチーム構成によって適した選択が異なります。
次のセクションでは、より具体的な比較ポイントを見ていきましょう。

主な比較ポイント

操作性・UIの違い
Figmaはシンプルで洗練されたインターフェースが特徴で、ブラウザでも動作するため環境に依存しません。
直感的な操作が可能で、初めてのユーザーでもすぐに基本的なデザイン作業に入れます。


一方、Adobe XDもわかりやすいUIを持ち、特にAdobe製品に慣れている人にとっては非常に親しみやすい設計です。
両ツールとも、ドラッグ&ドロップによるスムーズな編集が可能ですが、細かいショートカットや機能面ではFigmaの柔軟性に軍配が上がることもあります。


コラボレーション機能
Figma最大の強みは、クラウド上でのリアルタイム共同編集機能です。
複数人が同時に1つのファイルを編集でき、コメント機能も充実しているため、リモートワークやチーム制作に最適です。


一方、Adobe XDもクラウドドキュメントを使えば共有やコメントが可能ですが、同時編集には非対応であり、リアルタイム性には劣ります。

チームでの連携を重視する場合はFigmaのほうが有利です。

プロトタイピング・アニメーション機能

どちらのデザインツールも、デザインした画面に対してリンクや動きを加えるプロトタイピング機能を備えています。
Figmaはページ遷移やホバーなど基本的なアニメーションを簡単に設定でき、デザインとプロトタイプの統合管理がしやすいです。


Adobe XDは、Auto-Animate機能を使った滑らかな動きやトランジションの設計に強みがあり、より表現力のあるインタラクションが可能です。
モーション表現にこだわるならAdobe XDも有力な選択肢となるでしょう。

プラグイン・拡張性

Figmaは豊富なプラグインやウィジェットが揃っており、ユーザーコミュニティによって常に新しい拡張機能が登場しています。
コード出力、画像最適化、ダミーデータ挿入など、実務に役立つプラグインが多数あります。
Adobe XDもプラグインに対応しており、主にAdobe公式や提携企業による拡張機能が提供されていますが、Figmaに比べてやや選択肢は少なめです。
拡張性を重視する場合はFigmaがやや優勢です。

料金とライセンス形態

Figmaは無料プランでもチームでの基本的な共同作業が可能であり、個人利用では十分すぎる機能を備えています。
プロフェッショナル向けの有料プランもシンプルな料金体系です。
Adobe XDは単体プラン(月額)またはAdobe Creative Cloud全体のプランに含まれて提供されており、PhotoshopやIllustratorも活用したい場合にはお得です。
ただし、XD単体での無料利用は機能制限があるため注意が必要です。コストと利用範囲をよく比較して選ぶとよいでしょう。

最後に

本記事では、人気のデザインツールであるFigmaとAdobe XDをさまざまな観点から比較してきました。
Figmaはクラウドベースでのリアルタイム共同編集や拡張性に優れ、個人利用からチーム制作まで幅広く対応できるのが魅力です。
一方、Adobe XDはAdobe製品との連携に強く、既存のCreative Cloud環境を活かしたいユーザーにとって使い勝手の良い選択肢です。


どちらのツールも高機能であり、用途や作業環境によって最適な選択は変わってきます。
まずは無料プランを試し、自分の目的やチームのスタイルに合ったデザインツールを選ぶことが、スムーズな制作とクオリティ向上への第一歩となるでしょう。