2018.05.28

《 生き甲斐と働くことの意義 》

仕事心得成長責任人生観・生き様

《 生き甲斐と働くことの意義 》


働く風景


【 校長の教え!】

日本人は
働き蜂であると言われ続けてきました。
また、私もそう考えてきました。
しかし、
最近では労働時間の短縮が言われ、
公共機関や産業界では
週休二日制を実施してきました。
この休むということは、
一見良さそうですが、
取りようによっては、
その意味がなくなってしまうのではないでしょうか。

本校も今年の四月から
第二週目の土曜日を休校日としました。
喜んだ人もこの中にはいるでしょうが、
週休二日の実施は学校での勉強が
元になってできたのではありません。
学校で勉強し過ぎるから、
休みを増やそうではないかという
発想ではないのです。
週休二日制というのは、
欧米の人に比べ日本人は働き過ぎる、
だから欧米並みにしようという
考えから始まったそうです。
合わせて賃金の問題が出てきます。
労働時間における
日本人と欧米人の違いから、
今、週休二日制が実施されようとしていますが、
ここで大事なことは何でしょうか。
ただ、休日が増えると喜ぶだけでは、
本当の意味での勤労になりません。

もう少し掘り下げて考えてみると、
日本人には、
働くこととお金の話を
結び付けて考えることは
卑しいことだという考え方が基本にありました。
私の家のある集落では日役というものがあります。
皆が共同で暮らしていくためには、
賃金ではなく、
皆が力を出し合って
仕事をしようではないかということです。
それを日役と呼んでいます。
京都には
双が丘という有名な山がありますが、
昨日その周辺をお年寄りの方たちが
箒(ほうき)を持って掃除しておられました。
これは賃金の話とは関係ありませんが、
私たちの働きで何ができるかと
自問しながらの純粋な勤労奉仕の
精神をもって行われたものでしょう。
こういう姿が私たちの周辺にありますが、
労働ということになれば、
やはり賃金の問題が出てきます。

賃金のために働き、
お金を儲けるために心身を擦り減らして
倒れてしまうということになれば、
働くことの意味が失われてしまいます。
お金儲けの為だけに
ただ働くというのであれば、
働くことの意義に繋がらないと思います。
働くことの報酬として賃金という考え方が、
もう少し論じられてもいいのではないでしょうか。
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『仕事の量だけで
値打ちが決まるとするならば、
人間より値打ちのあるものは馬である』
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これはロシアの
ゴーリキーという人が言った言葉です。
仕事が義務ということになれば、
この世は地獄でしょう。
仕事が楽しみであれば、
この世は極楽だろうとも述べていますが、
先ほど申し上げたように
賃金をもらうために嫌々仕事をするとか、
ただ馬車馬のように
心身を擦り減らしてしまうとか、
自分を酷使するとか、
それが本当の生き甲斐に通じるのでしょうか。
そうではなく、
報酬というものを二の次と受け止めて、
喜んで仕事に打ち込める働きぶりの中に
生き甲斐というものが
感じられるのではないでしょうか。
先ほど申し上げました、
仏教の三大心理の中の
「すべてのものは関連し合って存在し、
単独で存在するものはない」
という≪諸法無我≫の教えから、
少しお話したいと思います。

東北地方の高校を卒業した
松本君が小さな電機会社に就職して、
電気工事を担当していました。
ある年の秋のことです。
先輩と二人で宿直をしていると、
運悪くその地方に台風がやって来て、
電線が切れてしまったのです。
その知らせを電話で受けた松本君は、
この嵐の中で仕事はとても無理だと思い、
床の中に潜り込もうとした時、
一緒にいた先輩が
「何の電話だ」と尋ねました。
松本君が電話の内容を話すと
先輩は跳び起きて
「よし、すぐ行こう。早く支度しろ」
と身支度を始めました。
松本君も仕方なく身支度をして
激しい嵐の中を現場へ急行しました。
真夜中に加え、風の吹きすさぶ中を
二人は危険を冒して電柱に登り、
下着までびしょ濡れになって、
命がけの苦労をした末、
やっと難工事を終えました。
その途端、
どこの家にもぱっと灯がともりました。
すると、
わっと喜びの声が聞こえてきました。
それを聞いた松本君は
胸にぐっと熱いものがこみ上げてきました。
自分の担当する仕事が
いかに重要なことであるか、
この時ほど強く感じたことはありませんでした。
同時に大きな生き甲斐と
工事人としての誇りを覚えたと言います。

私たちは
多くの人たちによって生かされていて、
また自分も多くの人たちのために
生きていることを、
この話から分かっていただきたいと思います。

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僕は、
ガキの頃から
こんな感じの話を
聞かされ続けて育ってきた。

まさに、
上質な高等情操教育だ!☆

大人になって、
お陰様で現代人特有の悩みとは
無縁の仕事人として生きられている。

■ やりたい仕事が見つからない…
■ 自分が何に向いているか分からない…
■ 何のために働くのか分からない…
■ 苦労せずに楽して稼ぎたい…

あはは🤣🤣🤣


皆さんは仕事を通じて、
どんな生き甲斐を…
そして、
働くことの意義をお持ちですか!?

青山 裕一

代表取締役社長/コンサルタント/ビジネスプロデューサー

青山 裕一

京都の呉服屋の長男として生まれ、洛南高校時代の恩師から教わった『社会の雑巾たれ』たる言葉を、人生の座右の銘として心に刻み込む。
社会人では、大手電子部品メーカーでアジア・ヨーロッパでのビジネスを経験し、大手保険会社時代は日本全国を駆け巡り、数々の賞を受賞する。
伝統工芸から先端テクノロジーまでのモノづくりとリスクマネジメントを知り尽くした上で、IT業界に入る。
今年でIT業界23年目を迎え、独自のマーケティング理論を駆使し、6,000を超えるWEBサイトを手掛けてきた経営者。
独自のWEB必勝法を伝授すべく日経BP社よりIT兵法本「5000サイト、200億広告運用のプロが教える 儲かるホームページ9つの兵法」を出版し、Amazonランキングで3部門1位を記録した。
また、マネジメント領域の会社経営においても、未経験、Non専門スキルの人材を積極的に採用し、特色豊かな人事制度を大胆に企画登用するなどして、人材育成において画期的な成果を上げ続けている。
講演や出版、寄稿の依頼が多数きているが、現状においては、全国の中小企業経営者様との面談を優先するため、すべてお断りする方針でいる。