2015.11.17

夢を描こう Internet of Things(IoT)

仕事心得人生観・生き様

これからのインターネットを考える


皆さん、Internet of Things(IoT) って言葉はご存知ですか?
この言葉に類似する様々な表現はあるのですが、Internet of Things は


<一意に識別可能な「もの」がインターネット/クラウドに接続され、情報交換することにより相互に制御する仕組み>


と定義されています。(1999年、イギリスの技術先駆者ケビン・アシュトン氏が提唱)
これからはパソコン・スマホ・タブレット・テレビなど、今インターネットを活用する主流の媒体に留まらず、身の回りにある様々なものがインターネットを介し、より便利なものが提供される時代となるでしょう。



Internet of Things の実例


今、大手企業を中心に、確実に開発が進んでいるテクノロジー。その実例を紹介したいと思います。


・光るゴミ箱、光る傘立て(KDDI)
ゴミ収集日を忘れないよう、ゴミ出しが必要な曜日を特定し、その日になったら光り、通知してくれます。
天気予報を見なくとも、スマホと連動しGPSから周辺天気を測定、傘が必要だと光り、通知してくれます。


・Dash Button(Amazon)
洗濯機ならば洗剤が、コーヒーメーカーならコーヒー豆、プリンターならインクが、関連する消耗品がワンプッシュで簡単購入が可能となります。
ネット版Amazonのワンクリック購入と混在しますが、専用の家庭内Wifiと連動し、今後製造されるハード(機器)に予め Dash Button が付与され、機能します。


Internet of Things 実現のためスマホを中継機とするものや、Internet of Things 向けのWifi規格も現れ、この2015年から実用化に向け大きく動き出しているように思います。



実現のため鍵となるビッグデータ


我々が取る行動・思考こそ役立つマーケティングデータであることを見据え、数年前からGoogleやFacebookが先陣を切り、取り扱う利用者の個人情報を"保護"する方針から"活用"へと方向転換しました。
"活用"とは言っても他に流出させる事が目的ではなく、我々の行動・思考をインターネットを介して記録される事になり、膨大なビッグデータとして管理の上、よりよい情報発信へ向けて活用されるのです。
まるで監視されているような気になるかもしれませんが、そのデータなくして、Internet of Things を含むこれからの発展は得られません。



変化に立ち向かう


振り返れば、インターネットは大きく進化を遂げてきた事は明らかです。
しかしここ数年だけ見ても、クラウド化推進、ビッグデータへの挑戦など、WEB業界の変化・進化は止まりません。

持てるノウハウと技術をこれからも磨き続けながら、来たる変化に対応していく必要があるのではないでしょうか。


松本 玄

代表取締役専務
京都開発研究所 所長

松本 玄

2014年7月8日に株式会社ガーディアン第二代社長に就任。
2018年9月25日に代表取締役専務に就任。
京都開発研究所にて従来の開発、プログラミング、サーバ構築保守業務を中心としながら、離れた東京メンバーとのコミュニケーションを欠かさぬよう継続し、メンバーと共に成長していきます!
師でもある社長、青山の元で経営について学んでいます。