広報・人事分野だってAIは導入できる!実例をもとに紹介!
WEBのプロが集い、毎月イチオシのAI導入を紹介するAI勉強会。今月のAI勉強会はガーディアンの企業秘密関連が多く、WEBのプロの領域にいけばいくほど公開できない情報が多かったため、広報部門、人事部門のみのご紹介です。
ライティングや人事系の管理業務でお困りの方はぜひ本記事でAI導入をご検討くださいね!
広報部門:廣澤さん
広報では常日頃から、文章生成AIを活用しています。
文章生成の領域はAIのお手のもの!ツールもたくさんあるため、これまで紹介したAIツールを比較します。
厳選AIツール:3選
今回比較するAIツールは、れぞれライティング分野で活躍している「User Local」「ELYZA Pencil」「Catchy」です。
・UserLocal
UserLocalは段階ごとに編集が可能なので、タイトル・文章構成それぞれを作っていくことができます。文章の特徴としては、日本語として存在しているものの、普段使わない表現が使われており、独特の表現からもAIっぽい文章だと感じる部分が多かったところが弱みです。しかし段落ごとに分けられていて使いやすく、その場で編集することもできる強みがあります。
・Elyza pencil
日本発のAIで、日本語に強い文章生成が可能です。生成してくれる文章が短文なので、長い文章が欲しい時には向きません。キャッチや、SNS投稿に向いています。
・Catchy
正確で自然な文章が作れます。記事以外でも様々な使用用途が用意されており、使いたい場面に分けて利用することができます。無料だと利用制限がありますが、文章生成までに必要な工程が簡潔に書かれているため使いやすいです。
厳選AIツール:PLUG
続いては広報領域における「デザイン」分野のAIツールです。
PLUGとは、パッケージデザイン開発における様々な問題を解決してくれるAIツール。1,000万人以上の学習データからAIがデザイン生成・評価をしてくれます。 結果表示はなんと10秒!一枚あたり15,000円からで、ディープラーニングビジネス活用アワードで特別賞を受賞しており、有名企業が活用しているAIです。
デザイン評価内容については、 ヒートマップ、キャッチコピーも合わせたイメージワード予測、好意度予測、商品棚のヒートマップ、好意度のバラつき予測など多種多様なデザイン評価が選択できます。さらに性別・年代別に出せるため、自分のデザインのターゲットに合わせた評価をもらえます。
人事部門:鈴木さん
管理執行部:ChatBase
会社のルールについて、社内からの問い合わせが多いため、AIのチャットボットで回答を自動化できないのか検証してみました。
厳選AIツール:
chatbaseChatBaseとはアップロードしたPDFファイルや入力したテキスト、WEBサイトのページを解析して、チャットボットを作成するサービスです。生成したチャットボットをWEBサイトに埋め込み、問い合わせ対応を自動化できます。一つの資料の読み込みに10秒ほどでスピード感を持って勧められるツールです。
AI活用例:
・資料に載っている情報は大半教えてくれる。
・1つのテキストに複数の情報が書かれていても生成してくれる。
・URLやID、住所も教えてくれる。
入社の際のオリエンテーション資料PDF を読み込ませました。
例)インターン生のシフト申請に関わるルールについて、何時間実施時間を確保しないといけませんか? 「回答:資料によれば一人当たり40時間の労働時間を確保することが求められています。」とAIが回答してくれました。
例2)朝礼の際のzoomURLを教えて
回答:「朝礼zoomのURLはこちら:https://〜〜〜」と回答してくれており、AIの回答から直接URLから飛ぶことができました。
残念ポイント:
・テキストで書いてあったとしても教えてくれない時がある。
・画像に入っている情報は読み込めない。
・資料には載っていないことを聞くと間違った情報を教えてしまう。
しかし資料では「シフト管理者にメンション」と明記されている。こういったように、違う内容を回答される可能性があります。 しかし実際にPDFに書いてあることを聞いても答えてくれない質問もありました。これまではテキストに書いてあることから質問していたので、画像に入っているテキストについて聞いてみました。 では資料には載っていない情報を聞くとどうなるか聞いてみましょう。
例)タイムマネジメントシートってなんですか
回答:タイムマネジメントシートは、リモートワークのシフト管理者やシフト管理者インターン生が、翌月のシフトを提出するためのシートです。毎月20日の定時までに提出する必要があります。
この回答は資料には全くない情報をAIが勝手に作って回答されてしまいました。テキストとして存在しているものは基本的に正確に答えてくれますが、質問者が資料にあるかどうか関係なく、自由に質問をしてしまうと間違った回答をすることがあるので、注意が必要です。
まとめ
今月のAI勉強会はいかがでしたか。先月のAI勉強会に比べると、WEB初心者でも活用できて、今後の業務効率が進むAI導入例だったと思います。まだまだ完全に導入するには至らないものもありましたが、ぜひ今後もAI勉強会を通して、あなたが使いたいと思えるAIを探してみてください!来月もお楽しみに!
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