Linuxにおけるパーミッション
こんにちは、WEBプログラマーコースの池田駿です。
なんだかLinuxの記事はウケがいいいような気がするので、
連載を延長して今回をラストにしたいと思います。
Linuxサーバはそもそもどうやって使われているのでしょうか。
ノートPCとは少し違うのでそこをご説明します。
まず、前提としてLinuxはみんなで使います。パーソナルではないわけです。
Linuxマシンはたいていサーバ室にあって、みんなでそれにリモート接続して使います。
みんなで使うので、各人に「権限」の段階が必要です。
これが「パーミッション」です。
一人のユーザから見ると、周りに「グループ」(クラスメイト的な感じ)、
さらにその外側に「その他」(ほかのクラスの人的な感じ)がいて、
Linux上のファイルにはそのファイルの「所有者」「グループ」「その他」
ごとに「読み」「書き」「実行」の権限が設定されています。
実際にその設定を見てみましょう。(ユーザ名グループ名白塗りです)
-rw-r--r--とありますね。10ケタの情報なのですが、
1,3,3,3で分けて見ます。
まず最初の1がディレクトリ(d)かファイル(-)か。今回はファイルです。
次の3つが所有者のread,write,execute権限
次の3つがグループのread,write,execute権限
次の3つがその他のread,write,execute権限の有無です。-は権限ナシです。
さらに最初のr,w,xにはr=4,w=2,x=1という数字が割り振られていて、
各ユーザの権限はこれの和で表せます。
またchmodコマンドでこれらを柔軟に付与することができます。
例えばchmod 777 sample.py
であればすべてのユーザに読み書き実行すべての権限を付与することになります。
さて今回のクイズです。(実際には絶対に実行しないでくださいね)
chmod -R 666 /
というコマンドを実行するとどうなるでしょう?
分かった方はコメントまで!!
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*COMMENT*
鈴木 健太
*コメント*
Linuxの勉強方法や、おすすめの本や資料などぜひ教えていただきたいです!
*コメント*
西峯 なお
*コメント*
どういう権限になっているのか、なんだっけ?ってなりますね…
*コメント*