Linuxにおけるパーミッション

date_range 2024/07/03
エンジニアインターン
linux_gui

こんにちは、WEBプログラマーコースの池田駿です。


なんだかLinuxの記事はウケがいいいような気がするので、

連載を延長して今回をラストにしたいと思います。

Linuxサーバはそもそもどうやって使われているのでしょうか。

ノートPCとは少し違うのでそこをご説明します。


まず、前提としてLinuxはみんなで使います。パーソナルではないわけです。

Linuxマシンはたいていサーバ室にあって、みんなでそれにリモート接続して使います。


みんなで使うので、各人に「権限」の段階が必要です。

これが「パーミッション」です。

一人のユーザから見ると、周りに「グループ」(クラスメイト的な感じ)、

さらにその外側に「その他」(ほかのクラスの人的な感じ)がいて、

Linux上のファイルにはそのファイルの「所有者」「グループ」「その他」

ごとに「読み」「書き」「実行」の権限が設定されています。

実際にその設定を見てみましょう。(ユーザ名グループ名白塗りです)

-rw-r--r--とありますね。10ケタの情報なのですが、

1,3,3,3で分けて見ます。
まず最初の1がディレクトリ(d)かファイル(-)か。今回はファイルです。

次の3つが所有者のread,write,execute権限

次の3つがグループのread,write,execute権限

次の3つがその他のread,write,execute権限の有無です。-は権限ナシです。

さらに最初のr,w,xにはr=4,w=2,x=1という数字が割り振られていて、

各ユーザの権限はこれの和で表せます。

またchmodコマンドでこれらを柔軟に付与することができます。

例えばchmod 777 sample.py

であればすべてのユーザに読み書き実行すべての権限を付与することになります。

さて今回のクイズです。(実際には絶対に実行しないでくださいね)

chmod -R 666 /
というコマンドを実行するとどうなるでしょう?

分かった方はコメントまで!!

*COMMENT*

  • 鈴木 健太

    鈴木 健太

    更新日:2024-07-04 10:20

    *コメント*

    今回も興味深く読ませていただきました!
    Linuxの勉強方法や、おすすめの本や資料などぜひ教えていただきたいです!

    *コメント*

  • 西峯 なお

    西峯 なお

    更新日:2024-07-04 18:52

    *コメント*

    -rw-r--r--などの文字は、
    どういう権限になっているのか、なんだっけ?ってなりますね…

    *コメント*

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