【マーケティング戦略】どんな難しい業務でも基礎が大切!

date_range 2024/05/02
日々の活動日記
【マーケティング戦略】どんな難しい業務も基礎が大切!

こんにちは!!

SCSC事業部  マーケティング・プランナー班 長期インターン生の土清水光琉です!!


【はじめに】

今日はとある企業のWEB戦略を考える業務を行いました!


ガーディアンではWEB戦略シートという独自のシートを用いて、

絶対に顧客を勝たせることができるWEB戦略を考えます。


いわゆるマーケティングなのですが、インターン生でありながら、

かなり細かく企業を分析する、実践的な業務を任せていただけています。


実践的な業務で難易度もそれなりに高いのですが、

大切なことはマーケティングの基礎を理解することです。


そこで今回は、WEB戦略シートでも用いられる、

マーケティングのフレームワークといったらこれという基礎的なものを紹介したいと思います!


【マーケティングのフレームワークについて】

①3C分析

3C分析は、マーケティング戦略を立てる際に用いられるフレームワークです。


この「3C」とは、顧客(Customer)、競合(Competitor)、企業(Company)の頭文字を取ったもので、

これら三つの要素を分析することで、市場での競争優位を図るための戦略を立案します。


顧客(Customer):ターゲットとする顧客層を理解し、彼らのニーズや行動、購買パターンを分析します。

競合(Competitor):競合他社の戦略、製品、市場での位置づけ、強みと弱みを評価します。

企業(Company):自社の強み、弱み、資源、能力を把握し、それを市場でどのように活かすかを考えます。


これらの分析を通じて、市場における自社の立ち位置を明確にし、有効なマーケティング戦略を策定するための基盤とします。


②SWOT分析

SWOT分析は、組織やプロジェクトの戦略計画において使用される一般的な分析ツールで、

自社の内部環境と外部環境を評価するのに役立ちます。SWOTは以下の4つの要素の頭文字を取ったものです。


強み(Strengths):組織が持つ内部の利点やリソース、競合他社に比べて優れている点など、ポジティブな内部要因です。

弱み(Weaknesses):組織の改善が必要な面やリソースの不足、競合他社に劣っている点など、ネガティブな内部要因です。

機会(Opportunities):市場の成長、技術の進展、規制の変更など、組織が利益を得ることができる外部の環境や動向です。

脅威(Threats):競合の激化、市場の縮小、負の規制変更など、組織の成果や成功を妨げる可能性のある外部の要因です。


SWOT分析を通じて、これらの要素を明確にし、強みを活かし弱みを改善する一方で、

機会を捉え脅威に対処する戦略を立てることができます。


③クロスSWOT分析

クロスSWOT分析は、通常のSWOT分析にさらに深みを加えたもので、

組織の強み、弱み、機会、脅威をより詳細に分析し、それぞれの要素を相互に組み合わせて戦略的な洞察を深める手法です。


強みと機会の組み合わせ(SO戦略):組織の内部の強みを活用して、外部の機会を最大限に利用する戦略。

強みと脅威の組み合わせ(ST戦略):内部の強みを利用して外部からの脅威を回避または軽減する戦略。

弱みと機会の組み合わせ(WO戦略):外部の機会を捉えることによって内部の弱みを克服する戦略。

弱みと脅威の組み合わせ(WT戦略):内部の弱みが外部の脅威によってさらに悪化することを防ぐための防御的戦略。


クロスSWOT分析により、各要素の関連性や影響を考慮に入れることで、

より具体的かつ効果的な戦略を立てることが可能になります。


④STP分析

STP分析はマーケティング戦略の立案において広く用いられる手法で、

「セグメンテーション(Segmentation)」、「ターゲティング(Targeting)」、「ポジショニング(Positioning)」の

三つのプロセスから成り立っています。


セグメンテーション(Segmentation): 市場を類似のニーズや特性を持つ消費者グループに分けることです。

年齢、性別、収入、生活スタイル、地理的な位置など、さまざまな基準が用いられます。

このステップの目的は、市場をより扱いやすく、具体的なグループに細分化することです。


ターゲティング(Targeting): セグメンテーションの結果を基に、どの市場セグメントを対象にするかを決定します。

この選択は、企業のリソース、セグメントの利益の大きさ、アクセスのしやすさ、競争の激しさなどに基づいて行われます。

目標とする市場セグメントに製品やサービスを最も効果的に提供できるよう戦略を設計します。


ポジショニング(Positioning): 選択したターゲット市場内で、

製品やサービスをどのように認識してもらうかを決めるプロセスです。

競合他社との差別化を図り、消費者に製品のユニークな価値を伝えるためのメッセージングやコミュニケーション戦略を開発します。


STP分析により、企業は市場の機会を最大限に活用し、

限られたリソースを最も有望な顧客セグメントに集中することが可能となります。


【最後に】

ガーディアンではこのようにして、細かくマーケティング分析を行っていますし、

これをインターン生が主体となって進めています。


また、この分析は序の口であり、これをもとにどのようなコンテンツや構成にしていくかを、

論理立ててより深く考えなくてはいけません。


これらのような実践的なマーケティングを行うのですが、やはり外してはいけないのが、基礎の部分です。


これから、多くの案件のWEB戦略シートを作っていくのですが、自分はまだ戦力になりきれていないので、

基礎を大切にしながらいち早く、実践的なマーケティングを習得したいと思います!


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*COMMENT*

  • 可信 なみ

    可信 なみ

    更新日:2024-05-05 15:21

    *コメント*

    詳しくて分かりやすいですね!
    どんな難しい業務でも基礎が大事・・・そうだと思います!
    人に説明出来るくらい、私も業務ごとの基礎をしっかり理解していきたいです。

    *コメント*

  • 三宅 はづき

    三宅 はづき

    更新日:2024-05-07 09:31

    *コメント*

    お疲れ様です!
    説明がわかりやすくてとても勉強になりました!
    私はデザイン班ですが、マーケティングなど、自分とは違う業務を知ることもとても大切だと思っています。今後も記事楽しみにしています!

    *コメント*

  • 則岡 えり

    則岡 えり

    更新日:2024-05-07 09:38

    *コメント*

    お疲れ様です。
    先日WEB学校の動画を視聴し、WEB戦略シートの中身を初めて見させていただきました。
    インターン生の方々がここまでの分析を数時間で行っていることに驚きました。
    動画を見返して私も勉強します。

    *コメント*

  • 岡部 ちよ

    岡部 ちよ

    更新日:2024-05-07 09:53

    *コメント*

    土清水さん、おつかれさまです!
    WEB戦略シートで、とても細かく分析をしていて、本当にすごいシートですよね!
    土清水さんをはじめ、インターン生のみなさんが主体となって取り組まれていて、尊敬いたします...✨

    *コメント*

  • 菅谷 たかの

    菅谷 たかの

    更新日:2024-05-07 15:02

    *コメント*

    インターンで基礎をしっかり固めて、実践につなげていけるような学びを得られる場というのはなかなかありませんね!記事内容から良い学びを得られているのが伝わってくるくらいとても分かりやすかったです!勉強になります!

    *コメント*

  • 石川 航

    石川 航

    更新日:2024-05-07 18:47

    *コメント*

    お疲れ様です
    WEB戦略シートは、お客様の状態を割り出すカルテであり、業界の状態も割り出す地図でもあります
    この部分で正確に分析ができないと、その後の工程が全部台無しになってしまいます
    顧客の本質を理解して、正確にアウトプットしていけるようになっていきましょう

    *コメント*

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