FigmaとAIの融合!UIデザインを自動化する方法

date_range 2025/11/25
GUARDIAN Creative BLOG
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近年、UIデザインの現場では「スピード」と「精度」がこれまで以上に求められています。
そんな中、注目を集めているのが、Figmaに搭載されはじめたAIツールの存在です。
デザインの初期アイデアを自動で生成したり、構成やテキストを提案してくれたりと、作業の効率化に大きく貢献しています。
従来は人の手で行っていたレイアウト設計も、AIのサポートによって短時間で形にできる時代が到来しました。
本記事では、FigmaとAIツールの融合によってUIデザインを自動化する具体的な方法や活用シーンを、実例を交えながらわかりやすく紹介します。

FigmaのAI機能とは?できることを整理

2025年現在、FigmaはUIデザインツールとしての使いやすさに加え、AIツールの統合によってさらに進化を遂げています。
注目すべきは、Figmaの標準機能として搭載された「Figma AI」と、ホワイトボードツールである「FigJam」にも実装されているAIアシスタントです。


これらのAIツールを使えば、画面設計のベースとなるワイヤーフレームの草案作成や、ボタンやカードといったUIコンポーネントの配置提案を、自然言語のプロンプト入力だけで実現できます。
たとえば「ECアプリのトップ画面を作って」といった指示を与えるだけで、AIが自動で適切な構成案を描き出してくれるのです。


さらに、テキストの自動生成機能も強化されています。
これにより、仮テキストやキャッチコピーの案出し、さらには多言語化の初期対応までこなせるようになりました。
全体として、FigmaのAIは「手作業による繰り返し作業を自動化し、デザイナーがより創造的な領域に集中できる」サポートツールへと進化しています。

UI自動化の具体的ステップ

では、FigmaとAIツールを使ってUIデザインを自動化するには、どのような手順を踏めばよいのでしょうか。
以下に、代表的な3つのステップを紹介します。


プロンプト入力でUI要素を自動生成
Figma AIは、チャット形式で操作できるのが大きな特徴です。
「ショッピングアプリのホーム画面を作って」と入力すると、必要なUIコンポーネント(ナビゲーションバー、商品カード、検索ボックスなど)を自動で配置してくれます。
このプロセスは、従来の“0からの設計”にかかる時間を大幅に短縮してくれます。


テキストの自動生成で仮コンテンツを準備
UIデザインにおいて、テキストの仮置きも重要な工程です。
Figma AIは「おすすめ商品」「カートに追加」といった実用的なコピーを自動生成し、自然な文脈で画面に配置できます。
さらに、英語・日本語の切り替えも容易で、多言語対応のUIモックアップ作成にも役立ちます。



配色や構成の提案も自動化
FigmaのAIは、入力された内容から適切な配色や構造のバリエーションも提案してくれます。
たとえば「明るく親しみやすいECサイトのUI」といった指示に対して、AIがカラーコード・UI構成案を複数提示してくれるため、初期段階から複数案を比較検討することが可能です。


このように、FigmaのAI機能は、UIデザインの主要なフェーズを段階的に自動化してくれる、非常に強力なツールとなっています。

実際に使って感じたメリット・注意点

メリット
まず最大の利点は、作業スピードの向上です。
これまでは手間がかかっていたワイヤーフレームの作成やUI要素の配置が、AIによって一気に自動化され、数分で初期案が完成します。
また、複数案のレイアウトや配色を一括で提示してくれるため、「比較・検討→改善」というプロセスも格段に効率化されました。


さらに、デザイン初心者にとっても非常にありがたいのが、ベストプラクティスを踏まえた提案がなされることです。
知識が浅くても、プロ品質のUI構造をベースに検討できるため、学習ツールとしての価値も高いと感じました。


注意点
一方で、注意したいのは、すべてをAI任せにしないことです。
FigmaのAIはあくまで“アシスタント”であり、最終的な判断や調整はデザイナー自身が行う必要があります。
たとえば、ブランドのトーンやUXストーリーを意識した設計まではAIが完全に補いきれません。
また、微細なUI調整やユーザーインタビューに基づく改善などは、依然として人の目と手が欠かせません。



こんな場面でFigma×AIは特に有効!

FigmaとAIの組み合わせは、特に以下のようなシーンでその効果を発揮します。


ランディングページ(LP)やアプリUIのファーストビュー設計
クライアントとの初回打ち合わせ前のラフ案作成
デザイナー不在のプロジェクトにおける仮モック作成
社内企画書やピッチ資料のビジュアル化


これらの場面では、「とりあえず形にしてみる」ことが求められるため、AIのスピーディーな自動生成機能が大いに役立ちます。
UIデザインの初期段階を自動化できることで、業務全体の時間短縮にもつながるでしょう。

まとめ

Figmaに搭載されたAIツールは、UIデザインの世界に新たな可能性をもたらしています。
ただし、AIはあくまでもサポート役。
人の感性と創造性を活かしながら、機械の力を借りることで、より質の高いアウトプットが可能になります。
「時短」「効率化」だけでなく、新しい発想のきっかけとしても活用できるFigma×AI。
今後のアップデートにも注目しつつ、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。