2016.02.21
【勝てるサイト制作にCMS導入が不可欠な理由】
仕事ノウハウ技術話今の時代、サイトは制作して放置していては成果は上がらないようになってきました。リアルのビジネスと同様に、常に世の市場の変化・顧客の変化を把握し、サイトを更新する事が求められてきています。そのためのツールとしてCMSを導入する事がweb業界で重要不可欠になってきています。
「勝てるサイトには絶対的な方程式がある」
そもそも勝てるサイトはどう定義し、どう判断すべきなのでしょうか。
つまる所はどれだけ「webで売上を上げたか」、またはどれだけ「webでコストを削減したか」という事になり、それらはwebでの成果によって、もたらされる結果です。
単にアクセス数が増えている事でwebの成果だ!とおっしゃる方もいらっしゃいますし、
最終的な閲覧者からのアクションの率(お問合せや電話,購入)がwebの成果として考える方もいらっしゃいます。
実は、webの世界にはwebの成果を定義づける絶対的な方程式があります。
集客数×CVR×客単価=webの成果
上記の方程式でwebの成果,つまり勝てるサイトを定義出来ます。
「集客数」
集客数とはwebサイトに閲覧者が何人来ているかを指します。
「CVR」
CVRとはwebサイト内で閲覧者がアクション(お問合せや電話,購入)を起こした率を指します。
つまり集客数が100人で、CVRが2%で客単価が5,000円なら
100人×2%×5,000円=10,000円
となり、webの成果は10,000円という事になります。
従って、webの成果を向上させるためには、「集客数」を上げるか、「CVR」を上げるかによって施策が変わります。
その2者の向上の両方に「CMSの導入・活用」は寄与し、今や不可欠になってきています。
下記でそれぞれで「CMSの導入・活用」がいかに機能し,勝てるサイトにしていくかを説明していきます。
「CMS導入・活用の可否が集客数を左右する」
webサイトに集客するにあたり、一番活用され成果を上げている手法はSEO対策です。
世のマーケッターが最も信頼する手法がこのSEO(検索エンジン最適化)です。おそらく皆さんも検索を一度もしない日は無い位、生活の中に溶け込んでいるかと思います。
検索エンジンは日本ではGoogleとYahooが2強ですが、YahooはGoogleの検索エンジンを借りているため、
実質、SEO対策はGoogle対策と言えるでしょう。
Googleは200余りの観点でwebサイトを評価し、検索順位を決定づけていますが、その中でも重きをおいてる観点として、webサイトが時が経過するにつれ、「更新され育っている」事を見ています。
Googleは制作時から変化していないサイトよりも、
定期的に更新され育っているサイトを望んでいるという訳です。
閲覧者(僕ら)も気づけば良く見に行くサイト・webサービスは常に新鮮な情報を提供しているサイトになっているはずです。
Googleはいかに閲覧者にマッチした情報(サイト)を届けるかという観点でサイトを評価する方にどんどん進んでいます。
つまり、SEOでwebサイトに人を呼び込むには、サイト制作して終わりではなく、CMSを導入・活用し、定期的に更新をしてあげる事が不可欠という事です。
ここでは、どのようにCMSを活用してサイトを更新し、集客するかという面には触れませんが、土台としてCMSがなければ、専門知識がない限り、成す術がない時代になってきてしまっている事は間違いないかと思います。
「CMS導入・活用の可否がCVRを左右する」
CVRとは前述の通り、閲覧者がアクション(お問合せや電話,購入)を起こした率を指し、すべてwebサイトの中で起きている事になります。
リアルのお洋服屋さんが定期的に模様替えをするのと同じで、
webサイトも状況に応じて模様替えが必要になります。
お洋服屋の例で言うと、毎日を売り上げ等のデータを見ながら、
品出しする洋服の種類や量を変えたり、商品を置く場所や序列を変えたりしますね。
それは来店するお客様の嗜好や要望に合わせる事で売上を高めようと努力しているという事です。
webサイトでもそれは何ら変わりません。
むしろwebの世界は「競合と比較されやすく、ちょっとでも分かりづらいと離脱されてしまう」という現状があるため、webで成果を上げるにはお洋服屋以上に、小まめな更新・改善が必要になります。
ありがたい事に、Googleアナリティクスのようなwebサイトの成績を計測するツールは充実しているため、
webサイトの成績を常に計測しながら、サイトの変更・更新を行う事は可能な環境は整っています。
以上のように「集客数」の章でも同じ話をしましたが、「CVR」という観点で見ても、土台にCMSがないと、どうしようも出来ないというのはご理解頂けるかと思います。
「まとめ」
専門知識がない限り、webの成果はCMS導入・活用(サイトの更新)の可否で左右されます。
サイトを制作してアップするだけで成果を上げられる時代は終わり、いかに変化が常な市場の中で、それに対応するかがwebの世界においても求められてきています。
更新の度にweb制作会社や専門家に頼んでいては、スピードは落ちますし、何より無駄なコストがかかってしまいます。
制作時からCMSを導入し、勝てるサイトにするためにいかにCMSを活用していくかが重要となります。
取締役
有本 直樹