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こんにちは、WEBプログラマコースの池田駿です。

まずは前回の答えから。答えは３．IoT機器です！

なぜかというとサーバやパソコンはセキュリティソフトが入っていて

（先日セキュリティソフトのバグが大ニュースになりましたね）マルウェアが侵入しにくい一方

IoT機器は最低限の機能しか持たないのが強みでもあるのでセキュリティ対策が成されていないことが多いからです。

最近では機器は経済産業省などが中心となってIoT機器のセキュリティ対策も進んできていますが、

世の中ではセキュリティ対策が成されていないIoT機器が沢山あります。

（家に10年前のプリンタとかありませんか？）

DDoS攻撃を行うハッカーはこれらのIoT機器に攻撃を行うことで機器をbot化して

たくさんの機器を自分の支配下に置きbotnetを拡大していくのです。

ではハッカーはいつどんな動機で攻撃を行うのでしょうか。

もちろん愉快犯や政治的な目的があって自ら攻撃を行うこともありますが、

問題となっているのはTelegram（ロシア発の秘匿性の高いSNS）などで

DDoS攻撃しますよ、という商売が成り立っていることです。

サイバー攻撃が高度化するにつれて政府や企業もただ防御に徹するだけでは対策が追い付かないと判断し、

例えば今年2月にはイギリスの法的機関がハッカー集団LockBitのサイトをハックして反撃するという

「オペレーションクロノス」（名前カッコよすぎ）を行ったり、

FBIが中国系のボットネットを解体したりと、能動的なサイバー防御が行われるようになっています。

この流れを受けて日本でも能動的サイバー防御（ASD)に関する法整備が進んでおり、

これから通信の秘密が一部制限されたり、許可を得てハッカーを逆に攻撃することができるようになる可能性があります。

物騒な時代だからこそニュースをよく見て自分で考えられるようにしたいものですね...

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